紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2018-01-01から1年間の記事一覧

冬支度

この時期は蒲団を買うのにめっちゃいい時期なので、秋にうまれた人はいいんでないかという気がする。真冬のうまれはニットもらいがちだし、夏うまれの人は冷え冷えグッズに飽いているのではないか。 蒲団はめったに買わないし、それゆえ(なのか)高価で、そ…

電子書籍ってどうなの

家にある本全部積んだら身長越えると思った。雑誌だけでもたぶんそうなる。体重も負けてる。紙って。本ってやばい。坂口健太郎が表紙の雑誌を積んで坂口健太郎と同じ背丈にしたい。 いまだにむにゃむにゃ言って電子書籍の導入は未遂なんだけど、紙の本派の人…

傷がある

傷がある。赤いふくらみがある。白い膿がある。薄茶色のしみがある。壁をさかいに外側と内側がある。外側からできる傷がある。内側からやってくる傷がある。たがいに壁を突き抜けようとする。外側のことは外側で、内側のことは内側で。そうできないのが傷で…

上りホームは整列乗車

誰かにあこがれるばかりの人生だ。いろんな人のまねばかりしている気がする。それはわたしがかしこいからできるんだよと思ったりもするけれど、ただただからっぽだな。なんて思ったりする。がちゃんと生きている。からすごい。 今朝は早よう起きねばだったの…

持ち物考(について考)

物が多いの、べつに悪いことじゃないんじゃないっていう気持ちが去来して、でもずっとその心持ちでいられないから(ギャー捨てたい!!ってときがくるので)よくない。どっちでもいいから気持ちが落ち着いてほしい。ただ、少ない方がどっちにも対応できそう…

大人になっても

物語内人物の悲哀みたいなことをたまに考える。ふるくは手塚治虫の短編で、本当は世界なんてなくてここは舞台なんだと思っている話。今ここ、しかないからカーテンをしめた窓の向こう側はなにもない暗闇だし、突然皿を投げてみると効果音が間に合わないから…

インターネットにありがとう

ジオシティーズなくなるっていわれて、それは大ニュースなんだけど、寂しいけど嬉しいと思ったの、同居人には伝わらなくて、いやでも絶対嬉しい人いるからねと思って、Twitter検索するよねー。つまり、パスワードを忘れたとかメールアドレスが使えなくなった…

そりゃあ、好きになり方は人それぞれなんだけど

物語とふれたときに細部をおぼえてなくてすぐに忘れてしまう(ということは何度も書いている)。自分のうけた感触とかふわっとした筋、教訓はあんな感じ、みたいな記憶のしかたが多い。いつも新鮮な気持ちで味わえるから悪くないと思えなくもない。 のだけど…

HANNNINN

颱風の風が強く吹くたびに小さくうめいて丸まって猫みたいだった。なにか飛んでこないかぎり窓は割れないと言われて、そのうちに寝た。ごみ出しに少し出ただけで葉っぱとか枝とかが廊下や階段に散らばっていて荒くれものが通り過ぎたのがわかった。いつも通…

2018年のフック(3)

7月からは第三期としますね。 9/30 やっぱり本屋さん 9/29 雨だけど傘がかわいいので 9/28 買わないでわかることもある(あった) 9/27 発酵生地(ぷつぷつ) 9/26 どんどん速くなる 9/25 カレーをつくる 9/24 ふわふわ外出あまりよくない 9/23 『幽遊白書』…

白兵戦

寒くなったのでシーツをあたたかいやつに換えた。それでも寒かったから今日は腹巻をした。 使ってたシーツ洗うけど、あいにくの天気でなかなか乾かない。どのタイミングで変えるのがいいんだろうか。 そんなときにかぎってまた汚してしまったりするし、運が…

秋は落ちてる。そして踏まれがち。地面には汚れてぐしゃぐしゃの秋が這いつくばっている。夏は空の高さを感じたが(おもに雲などで)、秋の空は広がりを感じさせる。どこまでも畝が耕されている。夜は虫の声が足元から湧き上がっている。縦方向の深さ。 今年…

イカ問題

NHKの家庭科の番組を偶然みて、なんだか打ちひしがれてしまった。それは買い物をする回で、そもそも顔を黒く塗った性別不詳の人物(たぶん男性なんだけどフェミニン(または中性)に寄せてきてる感じ)が白とシルバーのイカを模したような衣装で出てきて子ど…

季節の変化

雨が降りはじめたのに洗濯はじめちゃって、干したら部屋の中も雨みたいになっちゃって、垂れさがっている布が湿地帯の樹々を思わせたりする。洗剤には「森の香り」があった方がいいよね。森の香りとはなにか、この際置いておいて。いろんな森があるけれど、…

寝られるだけ寝てみたい

みたいなことを考えている。今までだってそんな感じだった気もする。わたしは寝られるだけ寝たい。これは比喩表現かもしれなくってよ。働くこととか、すべて、大仰に考えすぎな気がする。適当さがたりない。いやいや適当でしょという気もする。すべてのはざ…

蛇足

個人的なことが文学になる(なってしまう)時代がくるんじゃないかと思っていて、細分化は当然、共感するとか承服しかねるとかの感情もなくなって、”わからない" なんて当然で受け取り方も完全に個人的。まあ当たり前なんだけど。変わらぬいとなみといえばそ…

夏さん江

夏ひどかってん暑くないとしたら雨でやばない(みたいな)。お団子だけがうまくなる夏だった。気づきとして、働いていても家で寝ていても一日はすぎるし一週間は経っとうし季節は変わつてしまふのだ!! 脳は醒むるぞの感覚ありきだが只只眠いのだーった💤💤💤💤💤💤💤💤💤💤 読…

ひとりでねむる

同居人が急に実家に帰ると言い出して、なんかセンチメンタルになってしまって少し駄々をこねた。 来週あたり帰るかもって言ってたのがあしたの夜帰る、だったし。かれは行動力があるようでなく、ないようで、ある。 見送りは乗換の駅まで行く案もあったけど…

空想の椎名林檎

皮膚の上で滲んでいる水滴になる前の汗の発露を光が描きだしている。肉体の尾瀬。 わたしの中で椎名林檎は『勝訴ストリップ』で止まってるところがあって、 「東西線はあたしを乗せても新宿におろしてくれなくて」 椎名林檎にとっての東京ってどんなところだ…

昔の漫画

強い風はもう吹かなそう(毛負香菜草)だから少しだけ窓を開けて寝て、風の音をきいていた。強くなったり弱くなったりする。扇風機がそれに対抗していた。目が慣れてしまった暗闇はけっこういろんなものが見える。手を、どうにかして、すべりこませる。暖か…

8 月 33 日

という言い回し、妥当かどうか考えている。使い古されていないか? まあでもいいのか。今年の夏休みは皆さん、少し、長かったということで。平成最後の夏だと思って、今年は無理いって休んだりしたけど、いつだって、20代最後の夏だ、とかいって、わたしは夏…

そだねー

同じ著者の本を2つ、かわりばんこに読んでいて、混乱しながらもより理解が深まるなんてことが。あるんだろうか。どっちを読んでいるのかわからなくなって、結局同じことを書いてあるのかもだけど、それでも読めてしまうのだ。 形式みたいなこと、歴史のこと…

絵文字顔文字

最近、絵文字顔文字を使うのにためらいがなくなっていて、そもそもなんで忌避してたんだっけと思ったりして、若さだよなぁ、はたまた老いだよなぁと思ったりする。嫌だなと思ってるけど使うのが平気になったわけじゃなくて、別にかわいいじゃん、使おうぜっ…

三つ編みにしてお団子

帰り道は同じルートを逆回りするのがしかし夜だからよくある商業施設の光る文字に、あらこんなところにもいらっしゃったの、とか親近感をおぼえたり。でもそのヨーカドーにいく可能性はほぼないんだ。乗りつけない移動は緊張する。人の顔をたくさん見た。電…

二面性

颱風。ばっちり武装して出てきたがすぐ行ってしまった。エアコンを除湿でつけていたけど汗かいて起きて大雨で、湿気とってもとりきれないんだなとエアコンに同情したりした。 くる話くる話ぜんぶ憂鬱でなんでだよとか思ったりしたけど、自分がもともと不安に…

滲む日

真夏に涼しいのはぜんぶ颱風のせいと思ってみて、けっきょく暑い寒いは気圧の影響で季節も大気がつくっている!! なんて考えたわけではないけど朝からうす暗くて、煮豚でも仕込みながら本とか読みたいような日だった。エアコンはしばらくつけていなくて、扇…

ぽんぽこぽん

エアコンなしで過ごせることを言祝ぐ。エアコンのことあれだけ頼りにしてたのにひどい。風がさわるので扇風機も消して過ごせてしまった。電源を落としてしまったもののことを人はかえりみなくなる。でも、つけっぱなしのときも忘れてしまっている。 行きつけ…

好きなアイス

買うものリストをアプリで共有している中に「好きなアイス」があって、アイスならなんでもいいよ。銘柄指定はありません。ほかのやつ、「ビール」も各種調味料も買う人がよさそうなのを買うんだけど、アイスにだけ「好きな」がついてる。出てくるとなんだか…

(かっこ)使い過ぎ問題

わたし、コミュ障、とか思ってたけど、ただの人見知りなのでは、と思ったりした。おんなじじゃないと思うなかれ、人見知りは慣れてしまえば普通にやっていけるのです!!! オンラインで歌会、”うたかい”派と”かかい”派がいるとかいないとか、見せてもらって…

ホワイトチョコのラングドシャ

行きつけないところにバスで行って帰りは電車で帰る。接続とはいうものの5分くらいは夜道を歩く別の駅に乗り換える。この蒸し暑い道を以前も歩いたこと、急によみがえる。集まりのあとにめちゃめちゃにお酒をのんで(お金は年かさの人が払うくらいわたしたち…