紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


そりゃあ、好きになり方は人それぞれなんだけど

物語とふれたときに細部をおぼえてなくてすぐに忘れてしまう(ということは何度も書いている)。自分のうけた感触とかふわっとした筋、教訓はあんな感じ、みたいな記憶のしかたが多い。いつも新鮮な気持ちで味わえるから悪くないと思えなくもない。

のだけど、忘れてたー! とか思い出した! なんて横で騒がれると嫌だという心持ちもそりゃああるわけで。好きだからこそ全部覚えている。キャラクターの名前もヴィジュアルも細かなやりとりもあの難事件のからくりも!! という人に「え、本当に(その作品を)好きなの?(どこが?)」みたいに言われてしまうと途端にゆらぐ。

わたしはわたしのやり方でいいんだ、とも思うけど、でもそのせいでこの人は嫌な気分になるのだと気づいたら、じゃあ各自! 各自で! ってなってしまうよね。共時に楽しむ上手い方法はあるんですかね。