紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2014-01-01から1年間の記事一覧

『6才のボクが大人になるまで。』

大みそかに唐突に映画の話する。 映画を観るときは基本的に情報はいれない。前評判で適当に決める。この映画のために仕入れた情報は「6才の少年が18才になるまでを描く」というもの。タイトルそのまんま。ほぼ何もわからないで行く。 映画『6才のボクが、大…

パクチーと年越しすることになった

年末年始は実家に帰ろうと。そういう予定だったのですが、実家が全員インフルエンザのため帰省禁止令が出て、このまま残ることになりました。同居人は自分の故郷に帰るのだそうだ。わたしが帰れなくなったことを伝えたら驚いて、なんか挙動不審になっていた…

クレヨンを食べる夢を見なくなった

この頃は昔を思い出してばっかりな気がする。以前はクレヨンのようなものを食べる夢をしょっちゅう見ていた。黒っぽいチョークのような塊はあぶらくさくていつものどに詰まった。口の中は嫌な味でいっぱいだ。そんな夢はこの一年以上は見ていない。 もうひと…

女の子は特別

クリスマスは遅いスーパーに駆け込んで、寿司を買う。われわれはクリスチャンではないからこのイベントとは無関係でいたくて特になにもしない。プレゼントもケーキも鶏の脚もない。ただ、寿司は食べる。戸棚の奥から見つけた缶のアルコールをふたりであけた…

魔法はもう使えない

「よくあるサイケデリックな話」とはなんだろうか。敬愛するバンドのライブを観にゆき、うまれかわった気分になった。対バンは真っ当なロックバンドで、高校生くらいにきいていたらすごく好きになっていただろう。という評。愛とか友情とか希望とかをまっす…

花と亀

シモの話は苦手なのですが、生理の話だけはしてしまう。おんなって感じだからか。苦手な人には御免やで。 さて月に一度の月の物のわけだけど。十数年のつきあいともなると、いつなるのかはなんとなくわかるし、そわそわとトイレの回数だけ増えてみたりして。…

悲しみのない世界

当日は出かけるので、同居人と一緒に期日前投票に行った。わたしは昼から用事があったので早めに。なにも食べないで行って、投票してから駅の近くで軽食をとった。投票所を出ると腕章をつけた人が何人かいて、出口調査をしていた。ちょうど前の人がつかまっ…

痛いの痛いの飛んで行け

寒い。寒さがひどい。ヨドバシカメラの暖房器具コーナーをひとしきりまわったあとで、けっきょくamazonで電気毛布を注文してそれにくるまれている。ぬくい。ぬくいよ足だけが。でも足がぬくいのサイコー! あと鍋もサイコー! ピェンローおいしすぎる。 パー…

女子大生とわたし

同居人の行動原理には「ださいのが面白い」 というのがあって、身の周りのものを「だっさいやつ」で固めようとする向きがある(成人男性が選ぶものじゃないよなーみたいのが好きなのかも)。 そういえば、冬用のスリッパほしいねーなんつって、寄ったファン…

なにかがこもっている

調子が悪いということに気づくのは終わってからか、少なくともその中途のようだ。昨晩のエントリはなんとか書いたけど、ずっとその場で足踏みしているような気分だった。このウェブログは他人のために書いているわけではないと言い訳しながら、「公開する」…

強がる世界を鯨飲する

生きている以上はとにかくいろんなものをひきずっているわけだけど。 人でも状況でも、理解できないとか気持ち悪いとか思ってしまうことはある。そりゃあもう数えきれないくらいある。でも、その理由をどこかに還元すれば気がすむのだろうか。 病気や障害だ…

木の葉は緑

洗濯をしてから、母に会いに祖母の家まで行った。祖母は蒲団の中にいて、声をかけると「おはよう」と言った。母はりんごの煮たのと黒豆を甘く炊いたのを出してくれた。家でもりんごを食べたとは言えなかった。本場のりんごは甘くて豊かだった。都会で買う果…

天使の夜と魔法使い

天使。わたしが天使とよぶ人のいるライブを観にいった。天使とかいってオジサンなんですけどね。天使とか神様とかなんかそんなネーミングが多いわ。ほかにもアイドルとか宝とか。アイドルは男の子で宝は女の子です。 バンドなのでもちろん他にもメンバーがい…

生の遠さと死のイメージの近さ

風邪がなおらなくてごほごほやりながら仕事へ行く。いつものファッションマスク(予防)が今はマジマスクよ。鼻水をズビズバするっていうわたししか参加できないゲームをひとりでやり続けた。 ★ 自転車を漕いでると、すぐに自分が轢かれる想像をしてしまう。…

いっせーのせっ!

三連休はいい晴れだった。それからは雨模様。帰った日の夕方に発熱し、二日間は家にいた。 写真をちょっとだけ。 20141122-24 - learn to forget 20141122-24 - learn to forget 集まりにかんしては、ざっと言えば「父性の欠如」を感じた。母性の、それもあ…

20141122-24

インディアン様ー

今朝からかれこれ二時間電車に乗っている。それでもまだ一時間以上乗らないといけない。乗換えもある。わたしの地元に近づいているけど、その中途で降りる。 山に向かう電車はアウトドアのザック姿の人が多かったのが、県境を越えていくつか駅を過ぎたところ…

わたしはどこにもいない人

今週は続けて書いているけど、最近のエントリはなんか手探り感がある。記事の方向性とか全部ばらばらだと思う。内容の評価は受け手に任せるけれど(最低限、一番最初の受け手である自分が面白いと思うようにしたい)。とはいえ、書き手の連続性を保証するの…

双方ストーカーの件

わたしの趣味のひとつに、神様(同居人)ウォッチングがある。インターネットは便利なもので、そこには過去の彼も現在の彼もまあまあに存在しているのである。というわけで、面と向かっていなくても自室のPCで、外出中に手のひらサイズで、手軽に好きな人の…

遠いいブログの友だちへ

そこの角曲がったらブログのやつが「やあ」っていう感じでやってきて、エントリ書く感じになっている。ちょっと前はは忙しかったのもあるけれど、PCに向かう精神状態じゃなかった。たぶん。のだけど、ここ数日は書けてますので。帰宅の時間と気持ちの感じが…

寒さと晴天

寒くて冷たくて指先から冷えてくる。寝具を冬用にしたり毛布を出したりしているけど、蒲団を出るとやっぱり寒くて。出勤で外に出てしばらくすると暖かくなってくる。動いてるからか、空気が太陽にあっためられたのか。日光は優しいが、でもそれも弱くなって…

三人寄ればいどり祭りごっこができるけど脳がダメージを受けて餅を食べたらみんなハッピー

先週くらいにみたニュース。 けなし合い 豊作のため 能登町で「いどり祭り」 けなし合い 豊作のため 能登町で「いどり祭り」 :北陸発:北陸中日新聞から:中日新聞(CHUNICHI Web) 石川県の奇祭「いどり祭り」では、その年の餅を神社に奉納して、他の人が餅をけ…

眠気の象

たいへん眠い。一日出歩いていたからかもしれないけれど。三連休を毎日お祭りにつかった。眠気は昨日からひどいのをまだひきずっている。目蓋の上を象がどこどことステップしているみたいだ。ねむくなーるねむくなーる。一刻も早くPCを閉じて寝るべきかもし…

ウィークエンド

エントリ書きたいけど書くことないなぁみたいな消化不良状態。書きたいことはあるのだけれど、形が見えてこなくて書けないつってたたずんでる。でもこんなときこそ何かしら書いた方がいいよなと思って筆をとる。キイボードもとるって言っていいのかしらん。…

時計の音が とけてきえて ゆるされている

文章と思考について、考えているのは、脳みそとインプット媒体がガツッと直結されて、どんどんどんどん自動筆記されてほしいということだ。ほんとうは。頭の中はぐるぐると、わたしが動くたびに思考がめぐるたびに、ガチガチガチと一分間に何百字くらいかの…

サーカスの日

最近は本を読んでた。仕事が忙しかったとか飲み会が多かったとかそんなのもあるけど。書く暇がなくずるずると怠け気味になっていた。しかしまあ間があくとどう書いたものかわからなくなってしまう。わ。 読書も映画も普通の人よりはたしなむと思うけど、すご…

恋とはどんなものかしら

マスクをして、めがねをかける。縁が格好いいかたちのやつ。週末に買ったコートは今年の流行だというちょっと長めの。濃い青は遠い海みたいな色だ。合わせやすいのは白かベージュなんだけど、羽織ってみたら絶望的に似合わなかったし、この青にひと目惚れな…

ハッシャバイ

最近は山田詠美を読んでいる。高校の友人が教えてくれた作家だ。 何度も何度も読んだのはこの二冊。 蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫) 作者: 山田詠美 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1997/02/28 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 38回 この商品を含…

おいしいものは人類の奇跡だ

ロボットがどんどん賢くなってきて、もはや人間と変わらなくなってしまったら。 会社の人たちがそういう話をしていて、そうなったら仕事がなくなってしまう、怖いと言っていた。介護だのなんだのをロボットにされたくないとも言っていた。 ボリス・ヴィアン…

仲間外れの日

雨がすごいし。山の名前の颱風が来ているらしく、起きたときからずっと雨が降っていた。こんな日は家にいるにかぎるのだけど、約束があった。遅くなりそうだったので、夕食の準備をしておく。 雨だから服装が難しかった。穿きたいスカートにレインブーツが合…