2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
いいんですね、本当に切っちゃいますよ、うわー、と美容師がワクワクしてて、伸びるから大丈夫ですって言ったのはわたしでした。帽子もあるし、って美容師のやる気をそぐような発言までも。フォローしたつもりで相手への敬いをどこかにやっちゃってることが…
急に寒くなってしまってまるで北海道、と友達が言った。髪を切る予約をして、そのときは春の気持ちだったけどもう寒い寒いだから春っぽく切れないかもしれない。髪を切って、もしかしたらくるくるパーマにして写真を撮ろうとか思ってたから頭の中が春だった…
大河の『いだてん』をためてしまっていて、少し前のを観たら一回はただただストックホルムへ向かう旅路の回でほっとしてたのだけど、その次の回は四三さんがピエール瀧に手紙を書いて足袋をねだっていて、瀧がまんざらでもなさそうな顔をしていたので、あー…
iPhoneに「ジェンダー!」とメモあり、何のことか、おぼえてはいる テレビを見ていたら、男女の組でBBQに行くという再現ドラマをやっており、三人がアウトドア用のチェアに腰かけているところに若い方の女性が盛り付けた皿を運んでおり、ジェンダー! と思っ…
冬のコートをクリーニングに取りに行って、演劇のおしらせがきて、春だなって感じがする。家で洗える洋服もじゃぶじゃぶ洗って、しまう準備をする。久しぶりに好きなお店をまわる。本屋をうろついて、陶器のお店に寄って、タワレコで柴田聡子さんのCDを買っ…
いらない何も 捨ててしまおう なんてB'zの歌(LOVE PHANTOM)ではないけれど、捨てちゃった方が楽なんだよね。とか玄関に積んだ本を見ながら思ったりしながら、どうにか紙袋に詰めて古本屋に持っていった。お金が惜しいわけではなくて、やはり本をゴミとして…
無為なまたは害のある時間に対してあまりに無防備という気がした。でも本当は友好的な時間に対しても無防備なんだと思う。悪くないだけで。 まじめのときに履く黒い靴があったけどなぜかガビガビになってしまっていて、安いシューキーパーと合皮のせい、と漠…
外国から帰ってきてぼんやりしている。厳密にいえば外国にいたときからぼんやりしていた。スケジュールを詰め込みすぎたからだと思う。でも寝る前とか朝動く前に日記を書いてブログに残したりしていた。すごく眠いし頭の中がもやもやして言葉が出にくくなっ…
いちおう、というか全然まだ生きれていて帰りの飛行機があった。旅の前後が危険な乗り物ではさまれている。おかげさまでスリなどに遭うこともなく、べつにみんな銃持ち歩いてるわけじゃないんだなとか(当たり前だが)偏見がすごい。 スリいなかったねー、な…
こんな写真も行ったところの感想もない旅の記録もなかろうと思う。 小林秀雄が世界の中の日本人(わたし)みたいな文章を書いていたのを思い出す。教科書に載ってたやつ。実感として異国にいるという気持ちはあまりなく、わたしはわたし、平常が続いている感…
旅先まできて喧嘩したりする。旅先だからこそ、か。いろいろ忘れたりゆるしたりしないぞって思う、気持ちを切り替えるのが下手なんだけど、それは自分に対しても持続しているような気がした。つまり、自分のなんらかの瑕疵に対して自分ひとりで覚えていて自…
無理なものは無理だしべつにがんばりたくないと思ってしまう。のを気にくわない人もそりゃあいるので。家族だって他人だということを突きつけられている。外国に来てまで。愚痴ってもしょうがない思考は距離をおこう以外の結論に達するか? 近すぎるゆえにわ…
すごく遠くに来ているのだけど全然そんな気がしない。英語わかんないけど結構力業で乗り切っている感じがある。意外といける。 バレエを観て、主役級の人たちはその他大勢と同じような衣裳なのに輝きが違う。透明感のある白、高貴な青に見えて、たぶん勘違い…
いま夜の11時で諸々すませて寝るところなんだけど、日本は朝で出勤の人もいるんだろうから不思議だ。深更に出発した飛行機はまだ暗い朝に外国に着き、時間的には4,5時間の体感だけど12時間は飛行機に乗っていて、その間眠りもしたけれどもそもそ起きて映画を…
深夜に出る飛行機に乗るので空港にいる。12時間以上飛んで別の国の朝に着く。たいしたことではない気がするが、日本はそのときおやつの時間とかで、ああこれが時差ぼけのもと、と理解する。が、ちっともわかっていないのだった。意味が全然わかってない。飛…
妄執的な思い込みでもって二分の一くらいの確率で落ちるような気がしているけどそんなわけはない。四分の一くらいかもしれない。そんなわけない。 そんなわけないと思いながらも旅立つ準備をしていて、とりあえず何かあったとき用リストをつくる。連絡してほ…
雨の降る日があって、帰り道はなんとなく先んじた人の後ろについて曲がってみたりして、知らない道。を。先人はすぐ家だったようで門だろうかガラガラと金属らしき重い音が湿度の高い空気とからまった。悲鳴のような音、がノスタルジーを刺激して、わたし、…