紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ろけつと

アローアロー、ひづけ変わって十月です。ついにこの日が来てしまいました。準備はいいですか。お洋服、OK? お化粧、OK? お忘れ物はございませんか? すべてがととのえられてロケットは宇宙へ。新しい世界へ向けて押し出される。飛び出す、しめっぽい砂…

続ける才能

一週間くらいブログを書かないでみたけれど、世界は終わらなかった。生まれてくるものは生まれてきたし、死んでいくものは死んでいったのだろう。すべてはあるべきところにあっただけだった。その間でわたしは死にそう(比喩)と思いながら生きていて、グレ…

たのしい人生

本秀康のまんがで地球にやってくる金星人、みたいのがあって、金星人は身体が金属でぴかぴかしていて、複雑な形の方がかっこよくてえらいのだった(今しらべたら金子くんという名前だった)。わりと単純なかたちの金星人は複雑なかたちの金星人はかっこいい…

知らない人

十年くらい前だったか、ともだち、がいなくなったことがあって、けっきょく見つかったんだけど、その間の一週間か二週間はそわそわしていた。べつにそんなに仲良くなかったんだけど、いってもそのとき数か月のつきあいだったし、かれにはもっと仲の良い人々…

脳の時代

わたしたち、ぜんぜん強くなく、でも強い気がしているのは脳が独り歩きしているからなんだと想像する。脳が独り歩きしだしたのはだいぶ最近になってからで、その速度はぐっと増して、身体は置き去りにされている。感覚がどうにかついていっている人と、すべ…

異邦人

料理って名前がないものが多いんじゃないかな と思えば、平野レミが適当に料理名をつけていて笑う なまえ、つけたもの勝ちという感じがする 生活の、やっぱり人生の(両方ともLIFEですからね)、感度ってだんだん落ちていくものなのだと思う その人は退職の…

しんでしまうとはなにごとだ

生きてるもののことも死んでしまったもののことも同じように話したい。赤ん坊がうまれたことをよろこんだ次の瞬間に病床のあなたのことをいたわりたい。もういない人のことをなつかしむ口ぶりで隣人の頬をなでたい。わたしたちは等しくいずれいなくなる存在…

駅の近くのサ店

店がどこもいっぱいなのに驚き、そりゃあ日曜日のお昼時だもの。世界はわたし達だけではない。大テーブルでの相席なら、と言われたのをことわって商店街の終わりの方へ歩く。信号を渡ったらカレー屋がある。その直前で左に曲がって、そういえばここには昔な…

立派な人間

みんなみんな、お約束をしゃべっているように感じてしまう。一定のコードみたいなものを目指している。それは話の内容だとか最後に自虐オチをつけるとかあんまり深入りしないで切り上げるとかそういうの。アブなそーな話題は口にしない。まとまっていないこ…

べつにいいのにね

よん百年むかしの人の性質の悪さに顔をしかめて出ていく 王族の使いたる器に金の意匠ありてトカゲのイデー、ああイデー 「フォロワーであることこんな朗らかに示していいのと思った」––「だめだよ」 久しぶりに美術館に絵を観にいったりして、いろいろ考えた…

メモがないと迷宮入りする

大事なことがあったのに忘れてしまった。気がする。 福士蒼汰さんのドラマ、サスペンス部分みんな怪しいし色々されすぎててワァァァァってなっててもギャグにみえてきたよ— 紙 a.k.a. letofo (@isi_kami_hasami) 2017年9月3日 ドラマ、過剰すぎてギャグだと…

summer is almost gone

もしかしたらもう残暑にも会えずに冬になってしまうのかもしれないという気分と生活を区切って詰め込んで窮屈にしているのは自分自身なのかもなと思う。余暇がとれないのは諸々の事情によるし、ともかくそれを先に片づけなければ。というのが半年経ってよう…

バランスとり人類ってキャラじゃないじゃん

息も絶え絶えの夏にどうにかしがみついている。今年の夏はおかしい。なんていって、来年にはもう忘れてしまうくらいのことで、暑かろうが寒かろうが夏の狂気に毎年やられてしまうのだろう。 「あんたの好きな映画はカロリーが高いよ」といわれて、そうなのか…