紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

うまれかわってる

春だよもうまったき春。朝に射しこむ光はあたたかなオレンジ色で、数か月前よりやさしい。今年もなんだかもう一か月を三度もしてしまったし、花があちこちでほころびだしている。起き抜けの身体と頭はかたくてほぐれていなくて、家を出るときは用心してたく…

のっける・のっかる・のっかっちゃう問題

これはある日のわたしのつぶやき。 最近のインターネットはローカルでの文脈を無視してなんでも「正しいかどうか」の俎上にのっけるのかなーとかー思ってー— letofo (@isi_kami_hasami) March 22, 2015 つまりその。善意で(というかなんでもないこととして…

子育てのたいへんさ

花粉症の同居人と春に外出するたった一つの冴えたやり方。 それは、一緒にアレグラを買いにいくこと、である。 (註 アレグラ:嵐の大野くんがCMをやっている花粉症の薬で処方箋がなくても買えるが薬局に薬剤師がいないと買えない(らしい)、よく効く(らし…

簡単に、今日

朝が来て春が来て、ほんとうにくるおしい気持ちになる。こんなことは何度か書いている気もするけれど、それでも何度だって書こうと思う。春はふわふわうきうきしてる。あたたかな日光。 わたしはいつだってちょけているので、打つメールの文面も気楽でよい。…

小さなものとの戦いの記録

花粉のアイツがやってきて、同居人を直撃しているとのことです。 今年は甜茶をのんで、体質改善をはかっていましたが、努力むなしくみたいな感じである日急にクスリが必要になったとのこと。 「甜茶をのんでないおれと甜茶をのんでるおれで実験しないとなー…

山のしきたりインプリンティング

20150320 - learn to forgetsoulkitchen.hatenablog.com 久しぶりに簡単な登山へ。電車やバスやケーブルカーでまあまあの高さまで行って、少し登ってあとはおりてくる感じ。予報では晴れといっていたのに、もー霧。まー霧。白い白い。笑っちゃうくらいの白さ…

20150320

母さん、それは小人のおかげ

もらった鯛を冷蔵庫に入れておくと、鯛めしができている。素晴らしい。 それはもうこの人のおかげ。 イェーイ。 ★ ほかにも鶏肉を冷凍するときに、皮だけ分けておくと、鶏皮の一品料理がつくられる。 それももちろんこの人のおかげ。 イェイイェーイ。 ★ 鶏…

ヘブンのちヘブン

ちょっと引きこもる気分にて。つかれておる。 ★ ひきつづき、川上未映子を読んでいて、今はこれ。 魔法飛行 (中公文庫) 作者: 川上未映子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2015/02/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る なんだか読ん…

投資としてのバレンタイン(ホワイトデー)

バレンタイン意味がわからないという記事を書いたのはああもうひと月前。意味がわからないのは変わらないのだけど、そして今さらなのだけど、バレンタ……?(そしてホワイトのデー)に対するわたしの態度を表明しておきますね。 ★ そもそも意味がわからない …

自分の、墓が、見えた、話

はいいらっしゃいいらっしゃい、安いよ今日はいいの入ってるよ取れたての活きのいいコウカイあるよ新鮮だからね酢醤油でズッと食べたらおいしいよー(おいしいよー) ってわけでねー(ねー)。帰ろうと思ってた時間の10分前くらいに電話が鳴って、今日の仕事…

【雑記】カロリーゼロ、どきどき

昨日みたことについてなぞ。食料の買い出しをして、スーパーのレジの列に並んだところ、わたしの前にいらっしゃったおじさんのかごの中、ギョッとする数のカロリーゼロの商品。あざやかな色のゼリー数種、黒いパッケージのコーラなど。どれも十個以上はあっ…

川上未映子、「雑記」のとりあつかい

最近読んでいたものが一段落ついて、久しぶりに川上未映子を読んでいる。するともうほんとうに、胸がいっぱいになっちゃうというか。息をして空気が肺のふたまたにわかれてるところ、そのへんがギュッとしてる。こみあげてくるようなつっかえてるような変な…

【雑記】20150312 だれも

だれもあなたに期待していないのと少々いじわるな気持ちになる。けれど相手はわたしのことを慕っている(らしい)というのに! いやもってしかし、他者に信頼されるための努力を怠るとそれからはあれよあれよと転落してしまう無常よ。そして今回はわたしもそ…

【雑記】20150311 今日

やい最近は他人の子どもをかまってばかりだナァ。といったって、実子も偽子もいないわたしにとったら大抵の子は他人の子。わたしではない小さな人。あなた。もう意味わからんくらい遊んだね。なにもない広場を公園とよぶ都会の欺瞞に立ち向かい、それこそ身…

ネアカになりたい

寝る準備をして布団にくるまったあとに、同居人が突然「ネアカになりたい」と言い出して、「これはことだ」と思った。今までそんなこと言ったことないでしょ。労働のち深夜に帰宅なんてしたからアタマが蝕まれてしまったのだ。 それで、根っからのネクラのわ…

生きること、が小説になる、ということ

「物語」と「小説」について考えているけれど、やっぱりいつものようにわからなくなってきて、わたしは考えることが苦手なんだなと思ったけど、実は違って、答えの出ないことを考え(てさらに迷子にな)ることが好きなのかもナァと気づいたのだった。 ★ 「物…

【雑記】20150308

思い立って生活なんちゃらを読む。二年くらいまえの号。はじめから読んでいって、ちょうどOくんの順番だった(Oくんといったって、知人でもなんでもなくて、ただ敬愛する音楽家なのであった)。正月の話からはじまって、中盤にさしかかってゲラゲラ笑ってし…

物語フェティッシュ

前エントリ(小説と物語のちがい)について引き続き考えている。 わたしは自分が書くものを「小説」とよぶのは恥ずかしくって、代わりに「物語」と使いがちで(読んだ人は「いやでもこれ『小説』じゃん」と思うかもしれないけど)、まあでもそれはほぼイコー…

小説と物語のちがい

眠気とたたかいながらエントリ書くのをやめようと思いつつ、夢の中みたいなのが少しだけ甘美なのでまたやってしまう。打っている間に目がさめてしまったらこの眠気がもったいないのだけれど。読み手にとったら災難かな。 ★ 起きたらまた肩が重くて湿布をはっ…

メタファとしてのコナンくん

知人の家に行って。ちょうどそこの子がいたのでいっしょに遊んだりした。 Wiiをやろうと言われたときにまずかれの言ってることが全然わからなかった。いちおうきこえるんだけど、脳みそが追いつかない。「Wiiヤロウマリオブラザーズトスマブラガアルケドドッ…

さよなら僕のかわいいF11(と平常運転のおしらせ)

一年くらい前にノートのPCを買って、このブログは基本的にそれで打って(描いて)いるのですが、先日キーがひとつとれたのですね。歯か! って感じに最初はぐらぐらして違和感があったのが、ある日急にぽろっと。歯か!(二度目) ぎりぎり保証期間内だし、…

選ばれしなまけものだと言いながら

今日いちにち本当に本当に眠かった。一度起きてからも耐えきれず何度か眠り、頭がすっきりしたのは十二時すぎてからで、その間に同居人は出かけてしまっていた。その後も眠気はひかず、のろのろと動いた。午後からは雨が降ってきて、滝の裏側にいるような音…