紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2016-01-01から1年間の記事一覧

#短歌の目 海底古代都市を発掘せよ

tankanome.hateblo.jp 今月はできた!(先月のも一応あるので自習で出したい) 題詠 5首 1. おでん 海底に沈んだ文明おでん都市たこの人魚がウィンクをする2. 自由 都会から離れゆくごと自由なりのっぱらいっぽん高速がゆく3. 忘 おぼえてる、忘れてしまった…

BOUNEN×BOUNEN

職場の人びとの年末の挨拶が丁重すぎて、横目に見ながら退職するのかなと思ってしまうくらいに。どんな人でもいつ辞めてもおかしくないんだ識の世界に来てしまった2016年でもある。それでもねんのため、近くにいた人に「年末の挨拶が丁寧ですね!」と言って…

出会えないけれど一番近くにいる山崎まさよし

まさやんのことわかってあげられない。から考えてたどり着いたのは宇宙の果てに鏡があって向こうとこっち、対称に映っているだけなのだ。こっち側にいるわたしは向こう側のこと、まさやんのことわかってあげられない。 とっても楽しい会に行って楽しい楽しい…

円盤を待っている

少しいやかなり癖のあるライブに連れ立って行って、わたしは楽しいし興味深いのんだけど、ハテこの人はどうなのかと顔色をうかがってしまう。わたしとあなたはべつの人間だから、おんなじ気持ちになるとはかぎらないくて、でもそれと同時に自分が楽しいとき…

あたらしい言葉

いろんなものが同時に終わるというタイミングがまれにあり、プラスチック用のゴミ袋がうまっていく。昨日は砂糖と乾燥ワカメと切り干し大根とあとなんだっけ。溜めこまれていくものたちの一方でそれはそれでなんらかの満足感。欠品にはご用心。とはいえ、本…

夢の温度

起きしなのまだまだ眠りの中に手をつっこんで自分をひらいていく作業は夢とうつつの明け方と薄暮の(いえ実際はまあまあ朝なのだけど)境にあってそんなことをしているうちに自分を太陽の方へ生きている者の方に連れてきてしまうのがうらめしい。それでも身…

分子として、

電車に乗っていると自分以外は全員他者という気持ちが強くなる。ゆずりあいの気持ちは非常にたいせつで駅でドアが開くたびに少しずつ揺らいで新しい場所を占めるわたし達。たまに強気で意地でも動かないぞという人がいてなんでそんなにかたくななのとか思っ…

愛想は尽きて尽き果て尽かされて

日の出る前の朝の光は白いのだなとか起き抜けに思って、でもそれはわたしのめがねがブルーライトカットのやつで黄みがかっているからではとか思い直したりした。久しぶりのzoffに行ってめがねを新調したら前につくったのが三年前と言われて驚く。視力は落ち…

今年も残り一カ月切ったというのにあまりにも変わらないただの日常の

PC前までたどりつけない日が続いていて、そうすると蒲団に入って眠る前にスマホでもってもにゃもにゃ書くことになる。スマホで書くといえばF氏なので、そのたびに氏のことが頭をかすめる。個人的には窮屈な感じがして好きではないのだけど。PCから書いた方が…

犬派と猫派の折衷案のご提案

久しぶりに寝違えしてアカンってなって湿布をはったりカラーをまいたりしている。ちょっと前に編んだ首巻を上からするとちょうどよい。しかし首が痛くて片方を向けないのは不便である。憂鬱ついでに書くと、SNSで友人の申請が来ていたのをほおっておいたら(…

わかれ道があって

人生日々選択の連続であるがそれを道にたとえたりして、帰るときにスーパーAによるかスーパーBによるか、はたまた寿司でも買ってこうかとかそういうのは日常の範囲であるのだけど、場合によってはこっちを選んだら現在の生活ががらっと変わってしまうぞとい…

どうしちゃったんだテレビ

最近のことを書きます。ねむい。蒲団の中から。端折るというか書くほどでもないという感じでNetflixがやってきました。同居人がHuluから乗り換えたそうです。少し前に購入したテレヴィジョンにはNetflixのボタンが付いていて押すだけでNetflixが観られてしま…

冬ですね2016

あーやっぱり間違えたかもしれない。早すぎたかもしれない。とかなんとか。間違えた云々は自身のコミット具合によるのではと思ったんだけどだめだめコミットする必要あるのソレとか思ってしまう不遜。 またかくっと寒くなって起きたはいいけれど蒲団から出ら…

わたしの人生、おそらくは

演劇の感想、まだ書きたいのだけどなんやかんや腰が重く、考えがまとまらず、そうこうしているうちに全部忘れてしまってわたしの紡ぐ感想は単なるわたしの考え披露になってしまうかもしらん。書き出さないと動かない文章で、まあそれは置いておいて今日のこ…

(2)

この舞台の感想をながめていると、「観て以降」という言い方が散見されて、つまりのひとつの歴史的事柄のようにあつかわれている。それはわたしも同じで、これを観たあとのわたしはそれ以前のわたしではない。それはどんなことでも当たり前のことなのだけど…

(1)

もやもやする、とかれは言った。でももやもやするのがわかってるもやもやと、予期せずもやもやするのとは違う気がする、とも。単純にこのことだけを考えると、もやもやにも差異はあるということか。もやもやというのは一般的には解決すべき問題であるとみな…

言葉よ生きろ

上手でない文章ってよいなと最近思っていて、それはわざと下手に書くとか思いがなにより大事ってことではなくて、それなりに体裁は整っているというか。なんだかそれは文章と時間の問題な気がする。書かれている時間と書く時間、読まれている時間と読む時間…

また間違えている気がする

たぶんまた間違えている。間違えてしまった。間違え続けているし、そのまま明日以降も間違っていると思いながら間違っている道を歩いてしまうだろう。わたしの人生の大半がそんな感じで間違えてきてしまっているので安定なのだけどやはりそれでは苦労が多い…

持たない男

そういえば知り合いにものを持っていない人がいて、ミニマリストというわけではなくて、とにかく生活が下手なひとという印象。久しぶりに会ったら、腰が痛いと言っており、それは寝袋で寝ているからだとピンときた。おそらく五年は一人暮らしをしているはず…

美術館、紅一点

薄曇りの美術館の三番目の休憩室で座っていたらやってきたもうひとりがみっつあけて座り、わたしはにやりとした。床から天井までの大きなガラスを前に交換する小さな言葉たちを青い静寂がていねいに拾っていく。コーティングされた時間と言葉の中でゆらゆら…

大道芸人に冷え症はいない

雨が降りました。暗い明け方に目が醒めた時はまだ雨の音がしていて夜と雨に二重に閉じ込められたかん、もう一度起きたときには明るくなっていた。午前中の公園は曇り空にところどころの紅葉が湿気をすって輪郭をはっきりとさせていた。カメラを忘れてきたこ…

ホルモン様には逆らえない

ブログを書くタブだけが増え続けている。階段を踏み外すように寒さに落ちていって冷え症の足先が冷たく動くのは億劫なのだけどその一方でこの一年くらいで一番元気になっていて、季節のせいかなにかもろもろが回復してきているのかなんにも関係ないのかわか…

最終的に僕たちは最終的を知らなくちゃ

風が強くて出たくないと思っているうちに随分寒くなってしまった。来なくてもいいなんていわれていた予定は行かなくして、ちょっとそこまで。自転車道で三人組の小学生たちが「もうちょっと行ったら駄菓子屋があるんだぜ」なんて言っているのに出合って着い…

少しは流れにさからって

どうにかしようと思って隅に本を積んでいる。段ボールを用意してとりあえず入るだけ入れてリスト化もしちゃったりしてそれでも往生際悪く封をしないである。少し置いておくだけで埃がつもる。どうせ忘れていたものたちなのにいざってなると名残惜しくこの作…

白い午後

正午すぎの電車は白いひざしをうけとめて車内はあたたかく三十分も乗るうちに乗客は風船みたいにふくらまされている。それは希望とか将来の展望というような根拠のない自信によってだが、穏やかで明るい日光はそれだけの説得力をわたしたちにあたえる。ぬく…

#短歌の目 善男善女善蟹

tankanome.hateblo.jp えー一か月早くなーい? 短歌です。 題詠 5首 1. 渋 なんじ善き蟹には褒美をとらせよう悪しき蟹には渋柿泡刑 2. 容 受容せよ陰毛便座体臭鼾おとことくらす隣でねむる 3. テスト 待ち合いで野性のテスト子どもらのその時だけは試験者で…

ミスター&ミスコンテクスト

こんなにもわーんとした中で生きているのかという気持ち。ここしばらく続いている。季節のせいかもしれないけれど。いよいよ寒すぎて暖パンことホットイージーなんちゃらみたいなズボンをひっぱりだしてきてついでにフリースも着るとあたたかくてQOLが上がり…

ニセ科学様(信者たち)

soulkitchen.hatenablog.com ニセ科学寝具(試用中)につづき、薬膳のレシピ本を借りてきたため、ついにスピってきたかとうたがいの目を向けられている。その心はただ美味しいものが食べたいんだわたしは、なのだけど、「食事で"気"をおぎないましょう」とか…

主観をさがせ

小学校までの道のりを思い出しながら眠りへの道も歩こうとかこんな言い方はしていないけど、寝る前の遊びとして、目をつぶって思い出す。居間から土間に降り、土間には自転車がある、左手の玄関をあけて坂をのぼる。道は左右に分かれていて、正面にも細い坂…

新キャラ未遂

書きはじめはこうしようと思っていたのを忘れた。なぜそんなところにというような遠いようなしかし近い話をするつもりだったのだ。きみが気づかない間に方向転換してるよオーライ、しかしはじめの一歩がわからなくなってた。 ★ カーテンレールになぜかカマキ…