紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アリとキリギリスJK

おいおいちょっと、いいのかいって慌てるぐらいに夏がみるみると萎れていくのを見ている。一方的に見ているだけで向こうはこっちのことを気になんかしてない感じだ。四季はゆっくりと脱皮していく蛇のような円環なのか、それとも交代制でうまれて死ぬ、なの…

たとえば夫がふなっしーだったら

夫は人間の皮をかぶったふなっしーで、そのことを普段は決して言いませんけれど、ふとしたときに思い出します。わたしたちが出会ったのは梨園だったから。わたしはかれが梨の妖精だと含み知った上で、半分くらいは好奇心でもって、付き合いました。出かける…

夏の死

季節が冬にうつっていくのは夜が死んでいく感じ。にぎやかしい虫の声がささやかになり、最後には無音になる。年末に音を出すのは人間だけだ。というのは少し早いけれど、昨日あたり、「あ、秋だ」とはっとするお天気で、そんなことは一年前も書いた気がする…

仕事のきらいなきみが好き

少し前だけど、ヒナ氏の仕事の内容が変わって、職場に行く日が少しだけ多くなった。誘われたとはいえ、自分の意志で。あんなに仕事を嫌がってたのに! 今さら効果はないのだがあわててクレームを入れる。週に5日も働くなんて野蛮だよと自分のことは棚に上げ…

リハビリテーション

ここ一週間ほどの何日か出かけていて、またはその後処理のようなもので、非日常が続いていて、しかし今日はこの時間にPCの前に(いつものように)いて、それが、やっと落ち着いてきたなぁと実感させる。そしてまた、わたしは普段になにを書いていたのかわか…

シャバへ

帰ってきた。標高1,000メートル(たぶん)から。すると下界はぬるく蒸し暑い。それでも八月は後半に突入しようとしている、わたしはもう九月十月のことを考えている。ので秋だ。気持ちは秋だ。そして年末だ。明けましておめでとう。ふとほぼ日手帳をみると、…

人として

心地の良いつかれ、と言えばきこえはいいが、朝早く起き(起こされ)、一日中よく動けば日付の変わる前にはどうしようもない眠気がやって来ている。あらがえないのだ。耳の奥には人の声が残っている。子どもの声は高い。そしてやっぱり早口で、理解するのに…

夏休み

夏になった。と毎日思っている。今日から休みをとって、遠く涼しい地方へ行く。とはいえ、大人数でオトナとしてまあまあの規律を守ってだらだらしないといけないので、わたしにとっては労働のようなものである。しかしそんなことを職場の人に言うのは得策で…

林彡

昔に読んだ小説の話をする。少女小説というジャンル、今はもうあまり流行らないのだろうか。めっきり見なくなってしまった。ライトノベルと混ざってしまったのかもしれない。ともかく、ピンクの背表紙のその文庫のシリーズは小学校高学年から中学生の時分に…

そのような、ダイブ

わたしにはなんにもないが、文章だけは書いている、という気が強くしている。最近。日記だけど。学生時代が終わってから出合った人には、どんな風に思われているんだろうと考えてみたりする。バイトもサークルも成績も専攻も生活態度なんかを見てとれず、そ…