紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

母親たちのJAM

「つまり、こういうことだ」 と書き出して、指をとめる。どのように書くべきか。しかし、こう書くしかなかった。 「つまり、この時期になると、"ハハオヤ"という生き物は、得体のしれぬ植物を砂糖で煮詰め、それを離れて暮らす家族に送ってくる、、というこ…

知らないホコリ

引っ越してよりだから二年以上、洗面台の隅に洗濯機の屑とりの網が置いてあって、洗濯機はヒナ氏が持ってきたものだから、これはヒナ氏のものである。洗濯機には本来の屑とりのアタッチメントがついていて、だから追加で屑とりを使うこだわりのある人なのか…

ぐぐり慾

同居人もわたしも根っからのインターネッ子なのでけっこうなんでもすぐぐぐる。wikipedia、知恵袋、amazon、youtube、ブログ、これらもしくはこれらの組み合わせで疑問はすぐに解決し、満足してブラウザをとじる(余談だけれど、世の中のだいたいの不思議は…

現実をつかめ

ここのところ調子が悪かったのがだんだん元気になってきている。落ち込むとどういう状態になるのか、どういう過程を経て回復するのか、ブログを書いているおかげでわかるようになった。そういうときの紙の日記は抜けがちになるが、意外なことにブログには落…

オチのない文章

最近、話の終わらせ方がよくわからない。終わらせ方とかいって、好きなときに好きなところで終わらせてよいのだろうけど、それもよくわからない。つまり、話(この場合は日記だが)は延々と続いていき、終わりにふさわしい箇所が思いつかない。 移動中に向か…

思考形式/藝術の秋

頭の中でものごとを考えるときにしゃべりながらじゃなくて考えられる人がいるらしいよ、と言われて。ハテ、頭の中で、ということは音声を介さないのだから、しゃべりながら、という形容は正しい? それとも独り言を言いながら考えてる人のこと言ってる? た…

20151111

(もう少し写真があればよかったのですが)

「短歌の目」――おもに(笛を)吹いてます

tankanome.hateblo.jp ギリギリギリですね。今月もよろしくどうぞ! 1. シチュー 猫と僕と君にはさまれ床に寝るふり回されたシチューの温度 2. 声 押し入れに隠れて泣く子に届くよにヒッヒッフーとか産婆のかけ声 3. 羽 カッコウの母さん甲斐ない羽蒲団新型i…

立冬と(さらば)青春

こころ、こころなんてどこにあるんだろうね。脳しか信じていないくらいの科学主義者のくせに、こころとかきもちとかは心臓のあたりにある気がしてしまう。その心がぐしゃっとしてしまうような文章をよんでぐしゃっとなってしかしぐしゃっとなりに健気に甘美…

未来がないから今この時を愛せ

土着の祭に行った。昨年も行ったし、ブログに書いたと思った。「土着の祭」で検索したらそのものが出たし、まあ本当に昨年と同じ気持ちにしかならなかった。おそろしいことである。 soulkitchen.hatenablog.com 折よく好天、草原に敷物をしいて寝そべって目…

ブログの性別

昨日の日記を書いてから思ったのが、なんだか男性的なブログに寄ってきてしまっていたナァということ。このご時世に男性的だとか女性的だとか言ってみるのなんて愚かとも思うのだけどそんな気持ちがして。そういえばわたしは女の人のブログが好きなんだった…

冬に近い秋

とてもがんばって、がんばっていたことにすら気づかない今日のおわりに、些細なことで全部がひっくり返ってしまって泣きたい気持ちになってしまう。そしてケチなわたしはこの悲しみの部屋に閉じこもってしまいたくなって、ぜんぶを拒否してしまう。謝ってほ…