2016-01-01から1年間の記事一覧
ペルソナ5をクリアした。同居人が。わたしは横でああだこうだ言いながら編み物をしていた。アクリル毛糸の束子いくつかとこげ茶のネックウォーマー2が完成した。ほんとうはスヌードらしいのだけど短めにしてはじめと終わりを接いだ。輪編みだとこうはいかな…
人生の三分の一は寝て過ごすのだよという多くの人にとっての事実をあたかも発見したかのようにささやく、この裏返しのようなやり方に毎度閉口していたのだけれど、しかし事実は事実で、われわれもついに到達してしまった寝具道の入り口に長く険しい道のりの…
編み物をはじめたくなった。突然。編み針はもちろんないから買いに行って、本当に思いつきだったから、編み物ってこんなに道具が必要なのかと驚く。鍵針と棒針がある。輪針というのもある。編み物ではないけど刺繡針というのもあった。ほかに編み物専用の針…
口内か唇か判断つけがたいあたりに口内炎ができており、はたして"口内"炎なのだろうかとか思ったり、しかし朝、または夜中に起きるとその部分がぴったりと貼りついており血のような味がしてそのたびになんじゃこりゃぁなのだけど、頬の内側の段差も復活して…
一番好きなボードゲーム、ディクシットだなって思ってたのだけど、まあ今も思ってるのだけど、そこにカルカソンヌが入ってきた。ふたつとも全然違うタイプのゲームなのだけど、雰囲気が似ている気がする(これは相性というやつなのかもしれない)。 ★カルカ…
少年少女自然の家的な施設に行くことがあって、そこはそこかしこに施設利用者の感謝の声が掲示されており、眺めているとそれはいくつかの文章の組み合わせによってできていた。 つまり、①〇月〇日にお世話になりました、②(アクティビティ)が楽しかったです…
※まんがの話ではありませんぬ たらればって基本的には過去にあるものなのだけど。過去のたらればにかんしては、現在を肯定しなさいというのが解だと思っているのだけど(どうしても無理であれば、反省の材料として未来に活かしなさい、を使います)。 そのた…
ブログを読んで気分がいいぞと思ったのでブックマークした。なにかコメントをつけようか迷ったけれどやめた。ブックマークするときに任意でつけられるコメントは便利なようで厄介だ。わたしはできるだけ何か書こうと思っているが、それはだいたい未来の自分…
部屋をかたづける。のは現実であり比喩だ。持ち物はニアリイコール人生だから、部屋はまあだいたい人生のよせあつめだ。 もう読まない本を箱につめる。文字の本はなかなか難しく、まずは漫画から。漫画はすぐ読める。ぐっとわたしに入ってきて、さっと忘れて…
tankanome.hateblo.jp お久しぶりの短歌です。よむるよむる。 題詠 5首 1. 星 星型のぎとざとぎとざで待ち合わせ余ったやつらで缶けりしよう 2. 吹 まだこない朝にくちぶえ吹いているくるり女の体温計よ 3. はちみつ(蜂蜜、ハチミツも可) いい夢が見られま…
約束が苦手、と思う。というのは誰ぞの空想のような夢に組み入れられているとき、わたしは反発する。それは心から反しているのか、それとも経験からか。夢のような希望を語る人がいて、そうするとどうも実現可能性が高まるらしいのだけど、そのときはからだ…
又自分がからつぽである気がして居てもう病氣の様であるが然んな時は少し絵を描く。対象を視ながら鉛筆で少し宛線を展ばしてゐつて、延伸歪曲交叉が像を做る。周圍は靜で用紙に向かつて吸い込まれて行く様な白い午后。砂時計の砂を憶い出させる。 わたくしが…
衣更えをして、秋のやってきかたがスマートだったと思う。寒くなったまま暑い日がないので躊躇なく半そでのパジャマをしまい、冷感の肌着をしまい、寝床に敷いてひんやりするマットも片づけた。さようなら扇風機、今年もよろしくヒートテック。すこし億劫だ…
どこかでずっと音がしているのかもしれない。していないのかもしれない。音はしていて、わたしは、私たちは、きこえないようにしているのだとしたら恐ろしい。それは意識的なのか、教育によって身についたものか。恐ろしい。この瞬間にも世界中で音は鳴って…
わたしが何者でもない、ということがどうしようもなくのしかかってくる三日間。四度目の三日間。ひらきなおって明るくふるまえばいいのだということは思うけれど、そんな簡単な性格でもないんだった。善人であるだけでいいはずなのに、もっともっと要求され…
気づいたら各駅停車に乗っていて集合には少し遅れた。それでも出発には余裕があったから皆はそこで談笑していて問題はなかった。そのときの、たとえば朝方の些少な状況がしばらく続くことを疑えない。つまり、起きたときの気温を曇り空を(実際は日がまだ出…
テレビがきたらピザを食べようといっていて、ここに来てはじめての宅配ピザを頼んだ。ピザはどれも同じに見えるといえば、それはピザへの愛が足りないのだと返されたけれど。ピザはおいしい。おいしいが、丸い生地の上に赤と緑とチーズが乗っている。だけ。…
テレビを買った。わたしも同居人もテレビを買うのははじめてだった。今まではPCのテレビのアプリケーションでちまちまと視聴していたのが調子が悪くなったのだった。何を買うべきかわからなかったので、同居人をテレビ購入担当大臣に指名、メカっぽいものは…
都会は洗練されていて、田舎は保守的だっていうの、わりと信じられているけど本当にそうなんだろうか。都会はすぐれていて、田舎は野蛮だという植民地主義みたいな思想の延長にあるんじゃないんだろうか(物量の多寡とか啓蒙的なやつ、言わないけどみんなの…
5、が集まって10になるのが好きだと思った。50がふたつで100でもいい。たとえば350円のものをふたつ買って700円になるのがいい。150円でも250円でも450円でもいいんだけど、やっぱり350円がいいんだ。あわせて300円では少なすぎるし、900円では多すぎる(そ…
夏が終わろうとしている。と汗だくで打っている。今朝は冷房入れたくなるくらいには暑かった。しかし翳ると涼しくなって、ベランダに出てみると白い壁が黄色く傾いて見えたのが秋。と思ったけど、PC用の眼鏡をかけていたからでは、と今思った。セミらの声も…
英文を読んでいる。ざっと6,7年ぶりですねとか数えながら、意外と読めているので、これはもう英文読解が身についているといっても過言ではない。とかいいながら、電子辞書で語をひきながら確認のためにわたしの中の語意を口にしているのだけど、ことごと違い…
というくくりがあるということを知って、今つくった言葉なんですが、想像上の人物、友人、恋人、家族の話をおおっぴらに、それこそインターネッツなんかでする、みたいなことなんですけど。実際に関係のある人ならまだしも、ウェッブの向こう側にいる人がそ…
むかしの映画を観にいって、ハアーなるほどという感じ。主演の俳優が先日亡くなって追悼上映みたいなものだったのだろうけど、古い映画のざらざら感、チープなSF表現、暗喩を多用する表現、意味は全然わからなかったけど(あらすじは一応わかった)、これっ…
さいきん、「仮面の勇者」というゲームをやっている。勇者の血筋のアレックスという少年がいて、勇者の血筋なので勇者にならないといけないのだけど、過去のいろいろでひきこもりがちである、のを宥めてすかす優しい指南役となって、勇者になるための儀式を…
ロボはすごいぞ。最近のはとくになんだってやる。危険なところで働いたり介護もするし、将棋もさす。自動車の自動運転もロボの仕業だし、映画の脚本や小説だって書いてしまう。そんなふうに単純な仕事や人間の代替行為だけにとどまらず、なにかをうみ出した…
五十年前の夏は暑くて、嫌んなるくらい暑くて、熱された空気が道路から景色をゆがんでたちのぼらせる中を少女だった母が歩いていき、駅の向こうの繁華街をぬけてなにもない公園の脇をとおって、今はない焼却場の隣のプールはにぎわっていたろうか。彼女がど…
入口前にトラックがつけられていて、ぶかぶかのズボンを穿いた人たちが何人か行ったり来たりしていた。すんません、とか挨拶されても親しみは感じられなかった。階段をあがって部屋に入ろうとしたところで大惨事、運び出されるために横倒しになった家具が玄…
久しぶりに買い物しようと街まで出かけたのだけど、ものを買うのってむずかしくない? 目的の品は買えた。目的のはずなのに店員の手前品定めしてるふりしちゃうのやめたい。けどやめられない。近いうちの購入を検討していたものが見つかると今買うべきなのか…
長いことつかっていなかったマシーンことミシンをひっぱりだしてきて布を縫ったりもする。はやいはやい。先日手縫いでちくちくしてたことブックカバーが二時間で完成する。しかも単行本サイズだよ。裁縫ブームがきたのは思えば五年前の地震の前後で慾にまか…