痛いの痛いの飛んで行け
寒い。寒さがひどい。ヨドバシカメラの暖房器具コーナーをひとしきりまわったあとで、けっきょくamazonで電気毛布を注文してそれにくるまれている。ぬくい。ぬくいよ足だけが。でも足がぬくいのサイコー! あと鍋もサイコー! ピェンローおいしすぎる。
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思いもかけぬことで動揺してぼろぼろ涙が出てなにやってるんだろーなーってなる。ずっと涙ぐんでるみたいな。なにもかもそのとおりには伝わらなくて、そんなもんかと思ってもいざ伝わらないとわかるとへこむ。わたしたちはみんな、すれ違い続けるしかなくて、それが急にすっとわかりあえ(る気がし)たり、違うこと言ってるねってわかった上で笑いあったりなんかそんな感じなのだと思う。完全にはわかりあえないことを前提にしてる。
わかりあえやしないってことだけを わかりあうのさ
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言葉を駆使してたどり着けるだろうっていうのはそのとおりだろうとは思うのだけど、到着する場所は1+1=2みたいな世界な気がする。飛躍があんまりないような。感覚をばっと広げてものすごくアクロバティックに着地すると、予想もできないとんでもないところに行けるのが好きだ。でも、多くの人はそうではない。そんなんばっかりだと疲れちゃうからね。雲梯にぶらさがっていくような。安定と雲梯でふめる。
言葉にしてものごとを先送りしたのは、怪我した場所をずらしているだけみたいだ。けっきょく誰かのどこかが痛むのだ。ずらされ続けた痛みの墓場が世界のどこかにあって、そこでは誰かがずっと泣いてるんだろうな。誰かの代わりに。