紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


サンキューな

緊急事態宣言が延長されて、調整された出勤はもう少し続きそうだ。でも、6月からは平常に戻したいんだろうという気配を感じた(戻れるのだろうか)。かれこれ三か月、職場は外界への扉をとざしている。出勤もグループごとなので、他のグループの人とは一か月会っていない。街を歩くことも減ったが、歩けばお店は換気のために扉を開けていたりテイクアウトの机を出していたりして、ちょっとした探検のようなおもむきもある。午前中にテレビをつけてみたら、県に特化したチャンネルで小学生向けのビデオ授業が流れていた。十分程度のものが何度か続く。出演者は学校の先生なんだろうな、望まなくてもYouTuberみたいなことをする可能性がこの世にはあるということに打ちのめされそうになる。普通の動画ではだめなのだ。子どもたちの歓心を買い、伝えたいことを伝えなくてはならない。高レベルのことを要求されている。職場に行けば、窓際で同僚が動画の撮影をしていた。急ごしらえYouTuberがここにも! その声をききながら、いやしかしほんとうに平和なのだよ今は。見た目には。

★(ここまでちょっと前に書いてあったやつ)

タロット占いをしてもらった。職場の人が、趣味でやっているというもんで。めちゃめちゃいいカードが出て(出たらしく)、過去はキラキラだし現在も聡明だし周囲の人も頼りになる~みたいにいわれて、うれしいはうれしいけど、ぴんとこなくてワハハってなってしまった。カードに向かうときに悩みって言われてもはっきりとした悩みはうかんでこなかった。でも、こんなに、いつも、ずっと、漠然とした不安におおわれているのに!!! って考えてること自体が問題なんだと思う。そのときだって、(自分ですら思いついていない)悩みにばっと切り込んでもらってナイスなアドバイスをもらえると思ってるんだからめっちゃ甘えている。そういう心根をただそう、堅実に生きようとか思うのだった。そのあとにもう一回だけカードをひいてもらって、そのときは具体的にひとつのことを(無理やり)考えたのだけど、それもオッケーオッケーやってみなはれ~って感じだったので背中を押されたつもりでやってみようと思ったのだった。サンキューな!