紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


買い物考(序)

久しぶりに買い物しようと街まで出かけたのだけど、ものを買うのってむずかしくない? 目的の品は買えた。目的のはずなのに店員の手前品定めしてるふりしちゃうのやめたい。けどやめられない。近いうちの購入を検討していたものが見つかると今買うべきなのかまたにすべきか迷う。今回は買いづらいディスプレイかつ店員がいなかったからやめた。ほとんど衝動買いのような好みのもの、見つけた時点でほぼ入手が決まってしまう。これを我慢できるかできないかで人は大きく二分されるのではないか。わたしは一期一会を信じる。それも縁。ふだんの買い置きがまだあるけどせっかくここまで来たんだから買っていこうかなもむずかしく、わたしは"せっかくだから"が強くて買ってしまいがちだ。ここを鷹揚にやれる人を尊敬する。
何かのついで、がわりと好きで日に何件も用事を入れてしまいがちで、くらべると同居人は目的のみを完遂しそれ以外をすることはほとんどない。そう考えるとわたしは心配性なのかもしれないな。でもそのおかげで買い置きがきれて不本意に出かけることがないのだからよいのでは? いやいや、ちょっとくらい在庫がなくったって一日ふつかは生きられるのでは? とか。ものを買う/買わない問題はものを持つ/持たない問題とまあまあ関連しているようで、一年くらいかけて考えていきそうな感じがある。