紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


エモい

たとえばお粥はエモいなあとか思うわけだけど。別にそれだけ。

 

友人たちと冊子をつくろうとかいって、原稿を集めてみて、今日また会合の予定なのだけど、自分の分はまったく書いていない。書こうと思えばすぐ書けるし今まで書いたもの(ブログだけど)はたくさんある。おどろくほどにある。でもいざ書こうと思ったのがニッチな界隈プラスわたしの偏見丸出し400文字(以下)なのだから、まとまる気もしないし伝わる気もせず途方に暮れている。いっそ自己紹介でもいいような気もして、ほかのふたりの分は並べてみたら紙面に対して字が多かったから、わたしはバランスとる意味で短詩でもいいんじゃないかとか思い出してさらに途方に暮れている。

書きはじめたら薄く薄く何文字だって書ける(気がする)。からその気持ちをまぎらわす、もしくは満たすためにこの文章をはてなブログの「記事を書く」のエントリ欄につっこんでいる。

 

自己紹介(最近はまっているもの)

お湯(白湯)、お粥、編み物(お直しも)、ベーグル

 

2018年に読んでよかった(または読みかけの)本

山崎ナオコーラ『母ではなくて、親になる』

宇野維正『小沢健二の帰還 

 

『バーフバリ』を両方観た。「二番目(王の凱旋)だけでも大丈夫」みたいな言説があったけど、完全に二部作なので最初の(伝説誕生)から観た方がいい。わたしの中ではばか映画のくくりになるけど、ミュージカル調の部分は、ストーリー進行とファンタジーを併立させて、こちらも楽しいので表現方法としてすごくいいと思った。たとえば、長い旅路とその間にふたりの仲が深まっていくのを(具体的なエピソードがなくても)数分であらわせるのだ。個人的には一作目の滝をのぼるやつと急に恋仲になる歌劇みたいのが好きです。細かいことにはめをつぶれ!! いろいろ唐突なところがあったり、世界観わからなかったりするけど(市民に優しい割に、すぐ兵士の首をはねたりする)インドってそういうものかもとか投げやりに思ってみたりして。

(この段落で340字なので、一原稿書けたことにはなってしまう)

 

詩、は、みじかいのに濃度が高いな。紙に対する割合とその濃度、佇立する塔のような文字列から滲みだし薫るなにかがみんなの受容体にとどくよ。あー、詩はずるい。

 

他人の原稿、は、いい。わたしは文章を並べるだけで終わってしまう。ひとりだったら書くところからだし、たぶん先延ばしにしてしまう。表紙も頼んでいるしすごく気楽だ。仲間うちのお遊びだけどネプリで出すかもしれない。たいしたことは書かれていないが、もしかしたらとても興味深いものになるかもしれない。