紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


ぶたれたことないのにぶったわね

★これまでのあらすじ★

靴下を人に贈るのが好きな主人公(紙)は息を吸うように靴下をプレゼントしていた。そんなある日、「もう今年の分の靴下はもらっているよ」とやんわりではあるが拒絶される。クローゼットにはまだまだ在庫があるっていうのに!!! 行き場のなくなった紙の気持ちは寿司柄のTシャツを贈ることに向かっていく――。

洗濯ものを取り込んでいたときに、薄くなった、というかむしろすでに穴の開いている靴下を発見し、ていうか履いているところも目撃しているけれど。かかとって丸いよねってあらためて気づけるほどの見事な穴を空白を。でも靴下をあげる手は禁じられているのだけど、そういえばダーニングというものがあったのであった。

google:images:ダーニング 靴下

暮しの手帖でも特集されていたこれをやってみることにして毛糸をさがす。ふふ。

 

 

くるくるとさまざまなきもちになっている。でもなーんにもおぼえておられない。職場用に手帳を買っておいていて、仕事のことを書く以外に思ったことを書いている。でも職場においてあるからやっぱり今はなーんもわからない。職場に、もっと言えばその時間に気持ちを置いてきてしまっている。記憶があやふやになってしまう年齢だからそう割り切ってしまうのもよいかも。でもほかの人には見せられないな、その手帳。