紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


ボロは着ててもココロは尾崎

友人が猫を飼いはじめて、たまに画像を送ってくれるようになった。

http://www.flickr.com/photos/44399660@N00/3285991804

photo by Ferran.

いつも室内にいる様子なのできいたところ、外には出さないとのこと。もらいにいったときにもその旨の誓約書を書いたそうです。外に出すと事故や病気の心配やらご近所トラブルなどの可能性もあるし、室内飼いの方が断然寿命が長いそう。猫も外に出たがらないようなので、そんなもんかという感じ。

わたしの育った田舎では猫なんて外を歩いているのが当然で、つながれている犬に比べたら野生で風切って歩いているイメージだったので、ちょっとびっくり。友人の住んでるところも大都会ではないのだけど、それがペットを飼うトレンドになっていくんだなと思った。

事故・病気の確率とか統計のとりやすさとか考えたら、室内飼いの方が寿命が長くなるよね、それは。と思うのですが。外飼いと室内飼いで寿命を比較するのはあんまり意味ないというか。それは「管理する」思想であって、栄養も病気も休息も考えられている方が長生きするはずでしょう。

ペットならしょうがないかなと飲み込むことはできるけど、多分これって人間にも通じるところがあって、昨今のしつけも教育も健康もそんな文脈で語られがちなんじゃないかと思ったり。管理されれば、一見よいかもしれない。それで自分で学ぶ力とか好きなものを食べることとか、究極死ぬ権利みたいなものも自分以外のものに委ねることになってしまうんじゃないのかな。とか。とか。

でも枠の中で生きる方が猫も人間も幸せなのかなー。悩むことも少なくなるし、長生きできるんなら、それでもいいのかな。良い悪いではなくて、そういう時代になりつつあるんだろうなと思ったことでした。わたしはとりあえず反抗したがるお年頃なので、そーゆー思想はノーサンキュー。猫はかわいいからチャラね!

夕食。ピーマンの肉(とおから)詰め。コールスロー。ピクルス。

イヌとかネコを飼ってるふりをすることがあります。

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まぼろしならペンギンも飼えます。