紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


恋の甲斐

夢に出てきた人が急に気になりだして、ワッ、恋!! って思って、しかし夢見の恋なんて甲斐がないと思ったのも一転、そのおかげでにやにやして過ごせるんだから甲斐ありすぎでしょやばいでしょと思い直した。それをどうにかする勇気も体力もなくて、その輝きをにやにや大事にしているとそのうちにいい感じの結晶になる、ということを知っている。知ってしまっている。げんにさらに一晩経ったらべつに平気になっていて、そのときの高揚した気持ちだけがすべすべとそこに転がっているのだった。甲斐がすごいよ。

実家の自室の片付けがついに最終章をむかえた。読まないとはいえ、本をしばるのは心がいたんだので箱につめて集荷を頼んだ。段ボールが片付き、様々な引き出しを空にした。一旦は部屋におさめていたものをゴミ袋に詰めると信じられないくらいかさばる。のはなんでなんだろうか。宇宙の法則がゆがんでいる。

筆記試験につづき面接試験もあったけど、全然よくなかった。また準備しないで臨んでしまった。まあでもえらい人と話せたしよかったよね、くらいにおさめようとしているけれど(……)。説明が下手すぎるので簡潔にまとめる練習をしていこうかなと思っている。日記もおぼつかないほどに日々が流れていっている。なにも待ってはくれないのだという気持ち。