紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


『カリオストロの城』、歌舞伎やん説

 

テレビでルパン三世の映画をやっていて、それはもう古典みたいなやつで、お決まりのシーンがある。ネタバレも行きわたればみんな待ち望むのであって、最後のほうの名シーン、「あなたの心を」のくだり、ありますよね。あの場面にむかってわが家のテンションが上がっていって、来るぞ来るぞからのきたーってなって、「中村屋!」って言ったし、拍子木がなって幕がひかれるカラカラという音、聴こえた気がした。あのあとの場面は百年後にはカットされてると思うよ。たのむよ。

 

話の筋はすっかりわかっているからこそ、細かな部分にも目がいって、カット割りとかもおもしろかったし、アニメの動き方とかにつくってる人の楽しさが見えた気がした。楽しかった。『ラピュタ』の「バルス」のところもそうだけど、そうなるのはわかっていて、でもみんな楽しみにしているっていうのはとても歌舞伎的だなと思った。

 

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だそうです。