#短歌の目 睡眠は平面
今月もかけこみ短歌。だんだん瞬発力がついてきました(どうなの)。
題詠 5首
1. クリーム
ピンクとか生クリームとかイチゴとかたどり着けずの女子の最果て
2. 溝
久しぶり! ハロー恋人、ぼくは今ヒモという名の社会の溝です
3. 万緑
万緑やわれらみんなの乳飲み児が泣き爆ぜ生命きそつている
4. 雨
呼吸する砂漠わたしの肺みたす雨、豆腐をつぶす軽やかさ
5. きみ
小きみよい今日を夢までつれていく 空気を抜くのに時間がかかる
テーマ詠
今月のテーマ「衣服」
物干しに物干されている間こそほんとうの自分うらがえしのぽけつと
「洋服の袖とおすことで魔法がかかる」きみんちの犬がずつと香をかぐ
以上、よろしくどうぞー
★いろいろ書きました(ひと月って早い)