#短歌の目 春ののののの
四月のおわりに短歌をヘイ!
題詠 5首
1. 皿
ベランダのこの世の春の真っ青の受け皿のなく川の流るる
2. 幽霊
白昼のどうぶつえんでボーダーの幽霊見つけて家つれかえる
3. 入
入れるのはやすく出がたく人間、穴ぼこだらけの「グレープフルーツちょうだい」
4. うそ(嘘、鷽、獺も可)
あの日々とかかわした甘い言葉とかあれうそだから嘘嘘嘘だから
5. 時計
順ぐりに律儀に並んでやってくる寝床の時計はまじめな時計
テーマ詠
テーマ「新」
めぐりたる季節よ春よお前だけ新しくしているのはずるい
以上、よろしくどうぞ! さらば四月!!
★追記(これら短歌のあれこれを別に書いてます)