紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


ありがと

少し前に人と会ったときに(前回の彼女ではなくて)、最近自分のことがわかってきて、あれもこれも苦手なんだよね、ということを話した。たとえば、人がたくさんいるところとか、集団行動とか、決断を迫られることとか(ピザのメニューとか)、注文に声をかけないといけないとか(回転寿司、さいきんはタッチパネルが浸透して最高ですね!!!)。昔はそれもよくわかっていなくて、謎に落ち込んだりしていたのが今はそもそも避けられるようになってわりと心がまし。という。なんかそんな、大きいことではないと思うのだけど、うまくいかないとすぐに心が折れてしまうので、そもそもそういう場を避けて生きていて、それでいいと思うんだよ~というくらいのつもりだったけど、「え、苦手なもの多いんですね!!」といわれて、あれ?! ってなった。食べ物の好き嫌いはほとんどなくて(あえて選ばないとかはあれど)優良児☺みたいに思っていたのがくつがえされた瞬間だった。共感されると思っていたら真っ向から返ってきたので面食らったのかもしれない。そうか、この「苦手」はわりと大きな(食べ物の好き嫌いと並ぶような)ことなのかもと思った。苦手にも大小あって、これは小さな苦手なのだと思い込んでいた(まあこのへんは人によるところが多そうといま書いていて思うけど)。

これも少し前、妹に思い出話で「落ち着いた子どもだったよね」といわれ、それはなんかおひたしが好きだったからとかそんなような理由で、子どもの頃のわたしは油分が苦手で、揚げ物もてんぷらもクリームのケーキもよう食べなかったからなのだ。というのは完全に食べ物の好き嫌いの話だけど。そこから発展して落ち着いてみられていたとは! 今回話していて驚いたな。なんも見えてなかったしわかっていなかったなーみたいな話。かな。(いや完全に関係ないな)

それで職場です。完全にやられた。職場の研修と名のつくものがひとしきり苦手だし懐疑的なのだけど、また最悪な気持ちになってしまった。素人が思いつきで考えた(とわたしには思える)ひどい研修&交流会に完全にやられてしまった。でも一番嫌だったのは、ずっと嫌だったし、なにも得るものがないと思っていたのに、最後のひとり一言でそれっぽいことをなんとな~くしゃべってしまったことだよ。それまで一言もしゃべってないし、ほかのひとも「なにいってんだこいつ」と思ったことでしょう(でもこれは認知の歪みなので気にしないぞ)。ほんとは「そもそもこの設問の前提おかしくないですか」って思ってたのになんとなくまとまりそうな空気に水をさせなかった(し、なんで今ブログに書いてるんだよ)。ひるがえって、参加者をこんな気持ちにさせる研修も班のリーダーも最悪だろとも思っちゃうんだけど、逆恨みだなと感じるので言えないですね。つらいですね。天気悪かったし、生理前で落ち込みがちな時期でもあった。もし、元気な時期だったらもっとうまくやれたかもしれないとも思ってしまう。それか命の母(ホワイト)もっとちゃんとのんでおけばよかったとか。後悔ばかりである。それで最前の話にもどるのだけど、あ、今日は完全に危ないなと思ったら研修日でも休んじゃってよかったんじゃないか。苦手だし危ないのわかってたのに避けられてないじゃん。生きづらいじゃんーーーと思うのでした。書いて忘れる。読んだ人、すまんな。ご笑覧。無理~!!!!!

わたしはわたしなのかよ

少し前のことだけど。
数年前は一緒に山登りをしていた友達から連絡をもらって、久しぶりに登山に行くことになった。以前は年に2度くらいは山に行ってた仲ではあるけれど、どこからか疎遠になった。と思っていた。一緒に出かけなくなって、誕生日のときだけLINEでメッセージを入れた。お互いの誕生日が近いので、すぐにわたしのことも祝ってくれて、そして次のやりとりは一年後、というのが数度続いて、ハハーン、必要とされていないなと思って、それもやめてしまった。
なんか嫌われたのかなとか気にさわることしたかななんて考えてみて、もしかしたらあのときのわたしの幼稚な思想と発言が嫌だったのかなとか思ったりしていて、まあそれも縁だよなーなんて思っていたのだけど、それがここにきてのお誘い。なんで?
ゆうに5年は会っていなくて、その間になにがあったって。2回転職しているし、海外旅行も屋久島も行ったし、編み物にはまったし、養命酒とヤクルトに手を出しはじめたし、食事をつくらなくなったし、大学のときのノートを少しずつ捨てているし、デカ家具とデカ机が部屋にあるし、最近はYouTubeで野生生物のライブカメラを見ている。なんか、以前のわたしと全然違う人間なんだぜ? と思ってしまった。彼女のさそっているわたしは "わたし" なのか?
そんなことを全部伝えるのか。伝えられるのか。なんて思ったわけで。
それで、結果的にいえば、べつにぜんぜんきかれなかったのでたいして答えなかった。転職したとか最近の登山の話とか。人とつきあうのにぜんぶ伝える必要はないのであった(でも、ぜんぶ伝えたいという気持ちがわたしにはあるのか)。
ただ、最近の登山の道行として同居人がいる(最強なのだ)とか、出勤のリズムが違うとかがあいまって、わたしのほうが彼女と出かけるのが億劫になってしまっていた。申し訳ないとは思うのだけど、優先度が低くなってしまう。というところまで考えて、前回の断絶ももしかしたら仕向けたのはわたしだったのかもと思った。(人と人との関係でそんな一方的なことはないとは思うのだけど。)どうあれ、自分がふられたようなふりをしつつ、彼女を疎んだのはわたしだったんじゃないか。と思えば、記憶の改竄に参っちゃうね。