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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


もの、現在、所有

部屋をかたづける。のは現実であり比喩だ。持ち物はニアリイコール人生だから、部屋はまあだいたい人生のよせあつめだ。

 

もう読まない本を箱につめる。文字の本はなかなか難しく、まずは漫画から。漫画はすぐ読める。ぐっとわたしに入ってきて、さっと忘れてしまえる。

 

しかし、サヨナラをする前にもう一度読みたくなり、読んでしまうと手放せないと思ってしまう。収納の奥に入ってた時は思い出しもしなかったのに現金だ。

 

忘れてしまったり、見えないものはないのと同じ。なのだけど、読む前の自分と今のわたしは別の人間なのだ。なのか?

 

それらはわたしたちの心の中にあるのだとか言って、投げ出してしまいたいな。見える範囲の持ち物には責任があるけれど、忘れてしまうほどにしまいこんだものはむしろ無責任な感じがする。

 

心の中にある読んだはずの内容もおぼえていない本にわたしは責任を持つのか? 所有の概念があるからややこしくなる。眼前の本も購入予定の本も過去の本も同じだ同じだと言いきかせながら箱詰め作業。