紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


荷造り、家(ソフト)

帰省の荷造りをしていて、あれもこれもと家の中にあるものを集めていくのはドラゴンボールに似ていると思う。七つじゃきかないし、とくに願いもかなわないのだけど。それで、家(ハード)はないけど家(ソフト)はあるみたいな気持ちになって、そうね旅とか家出ってそんなもの。見ていた同居人に「実家に帰るのになんでそんなに大荷物なの」ときかれ、ハテ、しかし確かにそう。元家(ハード)に帰るのに家(ソフト)を持っていく必要はなくって。普通家(ハード)には家(ソフト)はあるのだけれど。

実家に帰るのはここ数年は年に一度になっており、正直なにがあるのか自信がなく、あっても何されているのかわからず、ほこりだらけの服を着るくらいなら今つかっているものを持って帰ろうと思ってしまうのだった。家(ソフト)。同居人はむしろすがすがしいほどに何ももたずPCくらい? で帰省して、それで実家でとんでもないシャツとか着ているらしい。はてさて。