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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


天啓と草競馬

仕事が嫌すぎてひらめいた。一ヶ月くらい、現実的に考えたら一週間くらいだろうか、どこかに行くべきだ。だった。年末の休みを前倒しして実家に帰ろうか。夏に出したはがきの返事に会いたい人がふたりできた。地元に。でも、行きたいのは地元じゃあない場所、なのだよね。思いついたわりに三か月後という日取りが弱気である。ほんとうは今にでも飛び立ちたいのだろうに。ずるいずるい。

ふくらんでいるの方とかで競馬の話題を目にすることがあって、くわしい人がいるらしい。競馬のゲームとかもあって、くわしすぎる人を横目に自分は話に入れないと思っていたのだけど、そういえばわたしも競馬に行ったことがあった。二度も。中央競馬地方競馬があるんだった。両方に行ったはずだけどどっちがどっちだったかは忘れてしまった。

新しい方の記憶はヒナ氏とこんなことになってしまった次のときで、駅をおりたら、ヒナ氏は新聞を読みながら待っていた。馬の走るコースは遠く広く長かった。それも馬が駆け出すと一分と少しだ。競馬の新聞は独特の言葉遣いがあって、それを読み解くだけで楽しかった。尻尾の短い馬に金を賭ける。少しだけ賭けて少しだけ勝って帰ったのだった。