紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


春よ来い

お正月と云えば こたつを囲んで

お雑煮を食べながら かるたをしていたものです

 

今年はひとりぼっちで 年を迎えたんです

除夜の鐘が寂しすぎ 耳をおさえてました

 

家さえ飛び出なければ 今ごろ皆そろって

おめでとうがいえたのに どこで間違えたのか

 

 ……とゆーわけでね、はっぴいえんどの『春よ来い』ではじまった2015年ですよ。実家に帰れずひとり。すごい寂しいわけですよ。この広い2015新春の世界にわたしひとりだけがぽつねんとしている。日付の変わる15分前にあわててお蕎麦をゆでて食べて。寝ようと思ったら染谷くんと菊地さんが入籍するとかいって、それで初笑いすませて、床につきました。

昼からTSUTAYAに行って、CDと漫画をレンタルです。食事は朝からカレー、パスタ、おでんです。正月ってなんだ。本当に本当に取り残されている。

年末年始だからかブログを更新する人が多くて、わたしはひとりじゃないなんて思ったりしてね。わたしも暇なだけ、エントリを書くよ。書けるよ。

少しだけ雪が舞って、その中を歩いた。実家はとんでもない積雪だそうだ。

本当に本当になにもない、なにげない一日で、すこし感動すらおぼえている。仕事からも家事からも生活習慣からも解放されて、いつもとタイムスケジュールが全然違っている。ほんとうに自由だと人は自堕落になってしまう見本となって、千の風となって、やらなきゃいけないことを少しずつやって三が日をやり過ごそう。

昨日は長かった。あの大晦日を越えてしまったら、三日なんてあっという間に過ぎてしまう予感がぷんぷんしている。そしたら同居人も帰ってくるし、仕事に行かなきゃならないし、また普通の一年がはじまってしまう。こんな正月はさみしいけれど、この感じがずっと続いたらいいなとも思っている。

 そうそう、『春よ来い』はこう続きます。

だけど すべてを賭けた

今はただ やってみよう

春がおとずれるまで 今は遠くないはず

春よ来い…

 

春は必ず来ますので。素敵な一年になりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。