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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


暗闇が声をかけてくる

どこかでずっと音がしているのかもしれない。していないのかもしれない。音はしていて、わたしは、私たちは、きこえないようにしているのだとしたら恐ろしい。それは意識的なのか、教育によって身についたものか。恐ろしい。
この瞬間にも世界中で音は鳴っていて、鳴りだしていて、または今にもはじまるのかもしれず、それに気づかないこと、気づかないようにしていること、嫌だった。
自分だけがそれに気づくこと、または自分以外はそれに気づいていることも恐ろしいが、どうしていいかわからない。
こうなってしまうとどうしていいかわからなくなって、人間としてどうか、なんて主役をすり替えてなんとかやっていく。ああでもこたえは最初の段落で出ている。
その存在に気づいたらとにかく声を出す、反応があることを信じよう。

本の宇宙、読んでいる瞬間からもう一度読みたいこれを反復したいという心持ちになったの、わたしが文章に反応したのか、文章がわたしに反応したのか、反復の快楽に浸ってみればもうどこにもいけない。でもそんなことはけしてないんだから、世界はうまくできている、もしくは思考に瑕疵が。