紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


パジャマを着た神様(そして神様入替制)

神様 put on パジャマ

ことの起こりはやっぱり神様。

「パジャマってどうなのかな?」

就寝時の着衣について尋ねられる。

それまでは適当にジャージとTシャツで眠りについていたのだけれど、唐突にパジャマが気になったらしい。
わたしも部屋着兼寝間着のおうちスタイルで、家にいるイコールすぐ寝られるのだらだら感で生きていた。

わたしたちは、一体いつからパジャマじゃなくなったんだろう?

幼少時は確かにパジャマを着ていた。
お風呂からあがったら着る。パジャマ教育。子どもは汗をかくから頻繁な着替えが必要だし、服装の変化で生活にメリハリをつける。

小学校のときはどうだったろう。うーんあんまり覚えてないや。
まあでもしかし、中学校に上がってからは確実に着ていない。思春期だしジャージかっこいいじゃん時代だし、乳臭さひきずるパジャマファッションなんてNO! NO! NO! なわけで。

でも。ここにきて、一気にパジャマが気になってきた。
アラサーからのパジャマデビュー(再)。あるのかもしれない。

パジャマって着てる?

気になりだしたら止まらない。
友人知人会社の人等、会う人々に問いかける。

「寝るとき、パジャマって着ますか?」

こたえは着たり、着なかったり。
そらまあそうなんだけどもね。

神様にパジャマを贈った

とりあえず試してみようってことで、パジャマを買ってあげた。それが去年の話。
袖をとおしてにやにやしてた。気に入ったようだ。
何が違うのかよくわからなかったけど、ともかく生活のメリハリがひとつできたのです。

パジャマデビュー

神様から遅れること半年あまり。
冬物SALE荒らしの一環で、ついにわたしもパジャマをゲット。
ウェルカムトゥーパジャマデイズ。

はじめて着た晩は「おっ!」つって、神様もパジャマを着てきた。
そういう可愛らしいことができるので、女子力あるよね神様(わたしなら恥ずかしくてできないもの)。

入替制の神様たちよ

この前ラジオで(個人にとっての)「神様」の話をしてた。
誰にでもいるに違いない憧れの人。
以前は神様も(わたしにとっての)神様だった。今はというとよくわからない。

めちゃくちゃ好きで好きで、でも手に入りはしない存在。

ではない。今は。もう。
たまに当時の片鱗を見つけてどきっとすることはあるけれど、基本的にはわたしと変わらぬ一個人。になってしまった。神様。
喜ぶべきことか悲しむべきことなのか。それこそgod only knowsだろうし。
当時、神様について書いたウェブログ記事を読み返すと、ひぇーってなる。持ち上げすぎでしょ。必死だな。って。けど、やっぱりそこまで特別だったのだ。

そんで、神様は神様ではなくなったけど、わたしには「神様!」ってなる人がいる。やっぱいる。いつもいる。
それは作家だったり音楽家だったりする。移り変わることもあるし、ずっと好きなこともある。
その地位が神様に戻ってくることはない。と思う。たぶん。

人間になった神様。前エントリにならって「ひなぎくさん」とお呼びした方がいいんだろうな。と思いつつ。
「神様」をつかったおもしろフレーズが捨てられないのはわたし。わたしです。



「女子力高い神様」とかつかいたいじゃない。ねぇ。