紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


#本棚の10冊で自分を表現する

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頭の中でこねくりまわすのと実際に本棚の前で考えてみるのと随分違った。

自分をかたちづくったもの、こうなりたいんじゃというのが混在している。いつもの読書のものも感銘を受けるのだけど、自分の中に言葉が残っているものは限られている。

うめめ

うめめ

 

笑っちゃう写真を真面目に撮っているのが良い。こんなシーンをわたしも探し続けている。

 

フルーツの部屋

フルーツの部屋

 

かわいさと不条理の極東。こういうことばかり考えている。

 

灰色の男たちが盗んでいくのは人々の時間だったり尊厳だったりいろいろなものに置き換えられて、自分の思考の底にある。わたし達は気づかないうちに簡単にたいせつなものを奪い取られて(もしくは自ら手渡して)しまう。

 

火星田マチ子

火星田マチ子

 

高校生のときにはじめて吉田戦車を読んで、もう色々なんでもいいんだなと思って元気出た本。物語的にも実際の生活的にも。ヒナ氏は『火星ルンバ』を勧めてきて、読むと吉田戦車のプロットの上手さに気づく。

 

暮らしのヒント集

暮らしのヒント集

 

こういう語り口にはすべてを明け渡したくなる。心強い一冊。たまにぺらりと読んで、生活を補強する。水拭きのあとには乾拭きするんですよ皆さん(知ってた?)。

 

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

 

大切なものは目にみえない。墜落した飛行機乗りと坊ちゃん(王子さま)の話。バラのこと、バオバブの木のことをわたしは忘れないでいたい。

 

☆エラーくんのはamazonになかった。自費出版だからか。

なんとなく入れたけどなんで入れたんだろうな。「かたすけてきた」が好き。

 

人生論ノート (新潮文庫)

人生論ノート (新潮文庫)

 

もともとは友人が「私のバイブル」と教えてきた。のをかっさらって読んだ。古い人のアフォリスム。静かに丁寧に考えている様子が好もしい。困ったときに読んで落ち着く。だいたい「怒について」を読む。

 

 あらゆる小説の中で一番好きだ。意味が全然なくてメチャクチャでせつなくて笑えてとても大事なことが書いてある。とっても小説してる。

 

蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)

蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)

 

風葬の教室」について、前も書いたことがあったけど、何度も読んで、主人公の杏という女の子はその度にわたしの代わりに死に(死ぬことを決意し)、生きた(再生とでもいうような)のだった。それが何度も。冒頭と最後の植物のシーンの対照が好きなのだ。

 

明日とか別の本棚の前でやったらまた違う感じになりそうだった。のでとりあえず本日付ということで。