夢の温度

起きしなのまだまだ眠りの中に手をつっこんで自分をひらいていく作業は夢とうつつの明け方と薄暮の(いえ実際はまあまあ朝なのだけど)境にあってそんなことをしているうちに自分を太陽の方へ生きている者の方に連れてきてしまうのがうらめしい。それでも身体は生物として周期をたどっているだけなのであった。その確認作…