紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


夢の話

夢の話、しかも他人の夢の話なんておもしろくないに決まっているが今朝の夢について書くことにする。何人もの、異なる背景の知り合いが登場し、物語(というかエピソード)がいくつも交叉して消えた。そのすべてを書くことはせず、最後だけを書こうと思う。振り返って思えば、登場人物の多彩さが目をひく。家族や同居人はもちろん、以前の職場の人、学校の延長で知り合った人、詩の会の人やブログを通じて知り合った人も出てきた(最後の人は文字列での登場)。彼らのほとんどが互いにかかわらず、自分が所属している場の多さを思い、また半分以上がインターネットの発達によって出合った関係であった。

こんな夢を見た。同居人が手術することになり、付き添いにはかれの古い友人がついた。かれらは喧嘩わかれのようになっていて、おそらく十年以上連絡をとっていないのだけれど、ふたりが話しているというだけで、わたしは泣きそうなくらい嬉しいのだった。友人は打って変わって優しくて、気分をなごませるものとか食べ物の心配をしただけでなく、手術代あるか? 払おうか? と紙幣がたくさん入っている財布を見せてきた。

それをわたしがどこで観てたかというと、スマホである。生配信である。ヒエー。ふたりが映るカットだったから、さらに第三者がカメラを回しているみたい。そのうちテロップも入ってきて、編集している人の存在もほのめかされている。(書いてみて思ったけど、そこに自分がかかわれていないことを悔しく思うのだけど、ふたりが仲良くしていることに満足している自分がいる)

いちおう夢の最後をお伝えすると、カメラは退院するふたり(片方はつきそい)の映像をヒキのアングルでとらえ、かれらの前方に映った車の映像からなんとなく交通事故とは~という流れになり、最後は警察からの交通安全のお願いビデオになり終了した。手術の結果は?!?!?!