紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


友人の恋人

友人の恋人ばなしをきいていて、あれ、もしや相手は女子なんかなと一瞬思ってしまったりして、しかし友人(女性)の恋人が異性っていうの思い込みだし、「男性?」って尋ねるのも変だし、まあ同性でつきあってたっていいよねって思ってそのままにした(でも相手は異性だろうという自信もまあまあある)。

彼氏/彼女といえば性別は判然する。本当か? もしかしたらふたりの関係性においての役割として呼び合ってるという可能性はないか? なーんて、難しく考えてしまうけれど、たぶん世界はそんなに複雑ではないのだった。

友人とパーソナルカラーと骨格診断を受けに行って、友人はおすすめの服装が、わたしは色が、それぞれ納得いかないでそんなことを話しながら帰ってきた。受ける前は受けたら何かが変わるかもと少し期待していたのに、今となっては自分(たち)の好きなもの、思ったよりもわりと強固に好きだったという気持ちになっている(診断をはしごするひとの気持ちもわかる気がする)。ここで簡単に身を翻すことができないお年頃と人生よ。信念を変えられたら劇的人生が待っているかもしれないけれど、この "診断" ブームは "似合ってる服を着る" 流行だとわたしは考えていて、これに乗れる人は次のブームにも易々と乗っていってしまうだろう。