紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


みどりいろ

あしたはめちゃめちゃ寒いらしいです、の明日は玄関が真っ暗でぎょっとする。太陽が出ていないからなんだけど。電気礼賛する。

 

「枯れかけの花に水をやるのはやめましょう」

 

努力して変わる、というのはとてもとても難しいことだと思う。もう柔軟性のある時期ではないんだし。こういうときにブギーポップのvsイマジネーターというのを思い出す。ものすごい本質をとらえた話だと思うのだけど、子ども相手にえぐいぞ、という気もする。ブギーポップシリーズは途中まで読んでいたけど、けっきょくどうなったんだっけ。

それでも、変わりたいとかよくなりたいと思うことを否定できず、応援したいのんだけど、その裏で「たぶん無理ですよね」と思っていて不誠実だなぁ。いちいち褒めてあげればいいんだろうか。しかし、自分はそんなにえらい人間ではないし、と思ってしまう。まっすぐな(に見える)ものにあてられてひるんでいる。

 

今さらみた『校閲ガール』のスペシャルドラマで、「伝えないと伝わらない」的なことを主演のふたりが言っていて、まあよくきく言葉ではあるんだけど、それでも繰り返しいわれることは、それなりに真であり、社会に必要なんだろうなとかも思う(石原さとみさん、めっちゃかわいい)。でも、文章を書いているときに、そういう"よくある"フレーズをつかってしまうのは考えましょうね、という気もする。