紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


今が最高

 

soulkitchen.hatenablog.com

 

実感としての「今が最悪」、しかしその最悪が更新され続けているとしたら、結果としてその"今"は最高だったのでは、ということを考えてしまって、そのへんのとらえ方が人生の生き易さ/難さを規定するんではないかと思ったんであった。「今が一番若い」っていうのもだれの言葉だったかあって、それと似ている気がする。言葉遊びじゃんと思っちゃうわたしは生き難い側の人間なんだろうな。

通りがかりの桜、朝より夕方がより咲いているようで、その短い時間でも春はめきめきと頭角をあらわしている。その桜は成長途中で"今"を基準に明日を次の瞬間を成長のタイトルにえがいてみせる。しかし風が強く吹き雨がやってきて、だれにみられることもなく滲んで散ってしまう。花たちはまだ知らない。わたし達は知っている。成長し続ける"今"にとどまることはできない。おとろえゆくのが運命ならば、やっぱりこの"今"が一番若くて最高なのかもしれない。

しかしこの悟り、正しいのかもしれないけど夢がないね。