紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


一匹狼、集団生活にとまどう

またしても山の方に来ている。毎度。そういえばフジロックとやらの真っ最中ですが、特にフェスに来ているわけではない。まあ平常よりはフジロックに近い。ギャラガーの声が風にのってきこえな(そもそも)。
人間は社会的生物であるから、集団を形成してこそなんちゃらーみたいな信条をなかば盲目的に信じているのだけど、いざその場に立ってみるとたいへんにつらく、信条との板ばさみになってしまう。一事が万事思うとおりに進まない。というよりむしろ全員のスケジュールを守るためにわたしがそして皆様が動く。せっかく人口密度の低いところにいるのだから、こんな狭い場所に押しこまれなくてもよいのでは、とか。
しかし山とか森とかの圧倒的自然と対峙すると話の通じるものどうし固まって周囲を見渡して(ペンギンのコロニーみたいに)、弱点を補い合いましょう、というのは分かる気がする。山の中の村とか集落って感じだ。(しかしその割に均一化された人間しか想像できていない)
ストレスを感じているが居心地が悪いわけではない。集団の中の自分を観察している。とりあえず、ちゃんと仕事しようって思っているところ。(もろもろのつらさはわたしの想像力のなさから引き起こされていないか? またはその逆?(豊かすぎる想像力!) 考えてもあまり意味はないのかも)