i don't care for comfort(なぐさめなんていらねえよ)
昨日書いたエントリでブログが一周年だと報告したところ、F氏が「自分も最近二年目になったので、同期です」とコメントをくれた(正確な引用ではありません)。
同期とは、はじめから「同期である」もので、中途で「同期になる」のがおもしろく、嬉しかった。あとから考えると「ああ、われわれは同期だね」とわかることはあっても、「同期になる」という経験は滅多になさそうなのだった。beとbecomeだ。
と考えたが、そういえば、わたしが卒業論文を書いているころに、所属が2名という研究室にいたのだけど、夏休み明けに担当教官が「実は……」と言って、3人目のメンバーがあらわれたのだった。彼女はその研究室に5年だか6年だか在籍している幽霊で、大学にいられる最後の年に一念発起して論文を書き上げて卒業していった。卒業式には来たのだろうか。研究室の先輩ではあるが、同期だった。「同期になる」ということはたまにはあるのかもしれない。
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それで、昨日からブログが二年目かーって、でもなんだかこの数字のならびに見覚えがあると思って考えたら、昔の恋人とつきあいはじめた日、なのだった。
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それは全然いい思い出ではなく、マジかと思い、ブログを続けるかぎりこの日を引きずり続けるのかと、忘れていたのになんで思い出してしまったのだとか、いやでも、開設日があるぞ、と一日にしてブログ一周年を撤回しようかと考えたり(そうすると三か月後に二周年になります🌸)、逡巡していたところ、出勤準備中のヒナ氏があらわれて。さすがにブログだの昔の記念日だののことは言えずに、「悲しいことがありました」と報告。
やさしくされました。
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(仮名)
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やばいやつだった。
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この顔よ。
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とはいえ、笑ってどうでもよくなったので、よいのだった。
ブログの一周年の日は5月21日で、あの日だって思い出してしまっても、同時に今日のことも浮かんできて笑うだろう。忘れられないことは新しく書き換えていくしかないのだ。と考えて。
なので5月22日は個人的な「人はいつか死ぬ記念日」。になったのだった。
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わたしはこれで満足する簡単な人間でしたが、世間ではそういうことばかりではないと思いますので、他人を慰めたい方はこれを参考にしていただいて(ならない)、しかし、オリジナルな文言でその人を癒してさしあげてくださいませ。