紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


ライターズ・ハイ

久しぶりに昼からバスに乗って、日光を享受する。ぽかぽかの車内で借りている本を読む。読むはしから、脳が文字の意味をかみ砕くその隣のラインでは異なる思考が走っている。ふわふわとしかし地に足がついている感じ。経験と理論と内容がまざりあう。奇妙なトリップ感が心地いい。こんな読書が好きだ。

本の内容と関係あるのかどうなのか、しかしわたしが最近一所懸命に文章を書いていて、それは日記のつもりで書いてるのだけど、その必死であるがゆえに生じる死角の部分を読まれているのかもしれないと思ってヒヤリとする。わたしが伝えたいと言葉を選んで選んで悩んで書いたことが実のところ伝わってなくて(伝わった上で、でもいいんだけど)、それ以上というかそれ以外のことが読み取られているとしたら!

無意識。しかし書くものイコール無意識とはいえないし。書いているのはわたしなのに、それが先行して書くものがわたしを振り回す。やばい。だれのために書いているのかときかれたら、わたしのためと断言できたのに、それが怪しくなってきた。読んでくれてる人のためですらない(でもいつもアリガトウ)、それも重要なファクターであるが、いやはやいやはや。恐ろしくなってきているものの、それなりに愉快なのでまだまだやろうと思った。午後。ああこれがライターズ・ハイ? どこまでいけるかな。どこまでも。

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雪だるまつくーろー(アナ雪)でわらび餅を食べたのでした。