ブログは楽しい/会議は踊って消えた
ひとつ前の記事が100記事目でした。アップ後画面をみて、しばし呆然。いつのまに。
そんで。思ったことがあるんです。
わたし、ブログ楽しいんです。
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そんなシンプルなことを思うのにはとってもややこしい(そしてどうでもいい)前置きがあっ。て。
職場の全体の会議のようなものが。ありまして。もーね、いつもつまらないんです。つまんないことつまんないこと、つまんない人が言うんです。でも、その人たちはそれが大事だと思ってるんだと思うんです。まあいいや。それはいいや。
そんでそのつまんない最中に読もうと思って、前記事のほぼ日手帳2015を持ち込んで、日々のページの一番下のひとことを読んでいて。ひどい社員もあったものなのだけど。やーもー読んだよ読んだ。1月から12月まで読んだ。いいことたくさん書いてあった。思わず隣の人に教えそうになって、思いとどまって。
で、その中のひとつを読んで、その瞬間、「ブログ楽しい」って思ったんです。思ったというのか気づいたというのか。わたしの中にあったはずなのだけど、天啓みたいにやってきたその言葉。を。あわてて余白に「楽しいこと」とメモして。それだけで、残りの時間を過ごすことができたのでした。
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もうちょっとだけ書くと。
この会議もやっぱつまんなくて。ぐだぐだで。もー! って。もー! ってなって。形式も内容もひどいと思ったのだけど。発表してる人もなんだかわかってないんじゃないかと思うよ。いや、もー! もー!
世の中の会議の大半が無意味ってきくから、どこもそうなのかと思ったりもするけど。だからって許せないですけど。
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終わって車で送ってもらってるときに、「どうでした?」ってきかれて、
おつかれ & がんばれ
しかなかった。自分と関係あると思えなかった。一緒に送ってもらってた人も同じこと言ってて。
わたしは「うーーーーーん」って唸っていたのだけど、彼女は「もう決まってるんだろうけど」って前置きして自分の意見を言っていた。ちゃんとしゃべれる彼女はえらいと思った。もう決まってることに意見する気になれない自分が小さかった。あてられるのを待っていて、時間が過ぎてしまうことはよくあって。ほんとは機会があったら一番に言わなきゃいけないのだけど、斜にかまえているうちに終わってしまう。またやってしまったと思った。ポーカーフェイスは得意なので、なにか考えているような、なんでもないような顔をして外を眺めていた。急に強い雨が降ってきて、見慣れた風景がフロントガラス越しに全然別の場所みたいに見えた。雨音もふたりの話し声も遠かった。
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ほんとはもっと前のめりになりたいなと思ったりするけど、理解されないだろうなと思うこともある。
ひとつだけ。すごく考えた結果、この会社は実はすごくマッチョな会社なんじゃないかという結論になった。自分の中で。表向きは文系っぽくて、女性の力も大事にします! 必要です! みたいなのだけど、実際は男性優位で家庭を守る男たちウォー! って感じなんじゃないか。役職者ほぼ同じ大学の出身者だし、今度結婚するかもみたいな男性社員に「結婚いつ?」って皆きくの怖いし、その人へらへらしてるし、その人を取り立てるみたいのも、「ステップアップして、給料上げてやるから、奥さん養えよ! そんで会社に尽くせよ!」ってことなんじゃないか。マッチョで体育会系で父権主義的でホモソーシャルなんじゃないのか。なんか、新しいことやるぜ! って言ってるその実、バブル的思考抜け出せない昭和の会社なんじゃないかって思ったらこえー! ってなる。なるよね。それが無意識っていうのが怖いんだと思う。全然クレバーじゃないじゃんこの会社。で、げっそり。いやでもこれ、言えなくない? 意味わかんないし(妄想だし)。会議直接関係ないし。
はっきりしてるのは、わたしは次回もほぼ日手帳を持ち込むだろうってことです。コミットしないとって思うこともあるけど、コミットしなくていい場もあるだろう。そんで、ここはそれなんじゃないの。って。