紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


シェア的な

ひとり暮らし? はたまた ご実家ですか? に対しては、「友人とふたり暮らしです、シェア的な感じで」と答えている。

嘘かなあと思わなくもないけど、嘘ではない。われら、ふたりぐらし。ともだち、というと「それって男?」って続ける人もいて、「シェア」っていうとそれ以上きかれない。でも、男の人でしょ? っていわれたら、そうでーす、っていう。わたしは嘘がつけないから、嘘つかなくていい状況を必死に考えてる。

結婚しないの、と訊かれるのが面倒だなって思うし、わたしがひとりでもふたりでも男性と暮らしてても女性と暮らしてても、だから何なのと言いたい気持ちがある。同性と暮らしてたって恋愛関係かもしれないよ? みたいな気持ちが。この先どうなるかわからないけど、このまま四十代、五十代と続いていったら、どんどん説明が苦しくなるか、または変わり者って思われるか。なんにしたって、それでいいってわたし(達)が思っていないとならない。

実際、同居人については、恋は通り過ぎて(土台にはなってるけど)、友人と家族が混ざったようだと感じる。今は一緒に住んでるし、引っ越しも一緒にできるけど、何かあったら(生活に関する条件が異なってしまったら)、このまま、嫌いにならないで同居解消ができる気がする。でも、その場合は恋人どうしには戻らない気がする。一緒に住んだことがある人、になる気がする。それは土台ではあれ、絶対条件ではない、というか。新しい恋とかするんだろうか、とか考えるけど、そんな熱量は(今のところ)ないな。恋愛より大事なものが多くなってしまった。