紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


村上春樹

生活のことを考える。過去の生活、現在の生活、ありえたかもしれない生活。光り輝いてみえるのは、現在に不満足なんだろう。

頭の重さは風邪の前兆かもしれず、喉の奥が少し痛い。早く寝なくては。

試験はどうだったかまったく手ごたえがない。カフェで反省会をしたあとユニクロに行ったら馬鹿みたいに買い物をしてしまった。服はあるけど組み合わせがわからなくてどんどん増やしてしまう。シンプルな生活は遠い。でも、シンプルな生活をしてそうな白いTシャツを買った。2枚も。このシャツが春の光をはね返すところを想像してごらん。

村上春樹の『騎士団長殺し』を読みはじめた。文庫になるの、思ったより早かった。『1Q84』のときはもっとずっと待った気がする。読んでいると村上春樹カフカに影響を受けているというの、少しわかる気がする。ずっと穴のまわりをぐるぐる回っている。カフカにとっての城みたいに。でももしかしたら村上春樹の方がほんの少しだけ実際家かもしれない。