紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


代替不可能性(とか)

無為なまたは害のある時間に対してあまりに無防備という気がした。でも本当は友好的な時間に対しても無防備なんだと思う。悪くないだけで。

まじめのときに履く黒い靴があったけどなぜかガビガビになってしまっていて、安いシューキーパーと合皮のせい、と漠然と思っているのだけど、その日はそれを履いて出かけて、この街でわたしが一番みすぼらしい靴とか思いながら用事を済ませてそのままマルイに駆け込んで試着して靴を買った。23.5cmがぴったりなので厚手の靴下を履くと履けない。きゅうきゅう絞められてしまう。本当は五本指靴下を履いてその上にもう一枚履きたいので、サイズアップも考えたけど、まじめのときに履くのだからそのときはストッキングを我慢して履くのだと思いとどまった。いくつか処分することにしたし、長く履ける靴を見つけようと思ったり(なんかでも結局しまむらで2,000円で似たようなのが買えるならそれでいい気もしちゃうんだよね)。

マルイなら大丈夫でしょと思ってるあたりあかんのではとゾクとしたりもするのだけれど、まあそう思ってるしなと開き直っていこう。最低限靴に求めるのがかかと部分の柔らかさで、そこを満たしていない靴、まあまああるので気をつけよ。合皮より本革の方がいいという価値観がある一方で、動物保護の観点から合皮を選びまーすという考え方もあるらしく、どちらがいいとか言いたいわけではないのだけど、動物保護派の人々も本革ライクなものを用いたいのね、みたいな謎の気持ちもあったりする。布とかビニールでは代替できない何かが。ある。