紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


こわいゲーム(完)

こわいゲーム、クリアされた。毎晩寝る前の2時間くらいをゲームに割いており、わたしも隣にいるようにしたのだけど、4回同じことをする(ほんとは少しずつ違う)というゲームの構成により、最終的に恐れることもなくなり、わたしが側にいる必要はなくなってしまった。なにか楽しい音楽を流していてくれという当初の要望を惰性で遂行していたにすぎない。ゲームしている人は音楽はあんまり耳に入らないけど、ふっと一息ついたときにきゃりーぱみゅぱみゅとかが流れていると笑っちゃっていいとのことだった。それで、わたしの音楽の中からいろいろ選び出してみたのだけど、ゾンビのゲームってけっこうなんにでも合っちゃうのではという仮説が首をもたげる。がんばろうぜの応援歌、キミを想うよ的な恋の歌、メッセージ性のある歌はどこかしらゾンビのゲームつまり生死の話にフィットするし、荒唐無稽な歌ですら、この不条理な(ゲームの)世界と呼応する。という気付きを記しておく。あとは、慣れってほんとにある。あんなに怯えていた死者たちの一挙手一投足に「ハイハイ」で済ませられるようになってしまう。倒さない。走って逃げたらOK、そう思ってしまえば作業みたいな道筋と化してしまった。怖がられない怖いゲームに何の意味があろう!! ゾンビ倒しモード以外にも謎解きが随所にちりばめられていてそれもちょっと笑っちゃう。生き死にの場面で電気コードをつなげたりしている(パズル)。楽しいゲームでした。自分ではやらないけれど!