紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


どんな靴下を履くのも自由で、ターコイズブルーのと黒っぽいスポーツ用のゴムが入っているのを比べた。どちらも5本指だ。5本指の靴下、はじめは笑っていたが履きはじめるとあなどれない。これしか履きたくなくなる。なんて、5本指靴下先輩たちと同じことを言いはじめてしまう。メリヤスの編み目に銀の糸が渡っている。魚の鱗を思った。

昨日は寝室に行くのが遅かったら怖いゲームはなかった。同居人は「今日はお休み」と言った。ゾンビにも休息あれ。窓に板を打ち付けておくとゾンビたちは入ってこられなくなる。窓ガラスは割れるけど、割ったらそこにたたずんでいる。ゾンビって土葬の習慣があるところの文化だと思ったけれど、死者を経ないでゾンビになれるんだったら日本でも構わないのだった。でもフランクに銃が撃てるのはやっぱり外国だ。ゾンビに捕まるとダメージが(精神的にも)大きいので、できたら銃の距離でなんとかしたい。ゾンビには銃だという気持ちが定着しつつある。馴染みのないものがふたつも自分の中に育っている。ゾンビって「撃ってもいい生物」なんだなと思ったらちょっと、いやかなり嫌な感じだけど。

それからジョジョの実写の映画をやっていたので、眠くなるまで、と思って結局最後まで観た。仗助くんの名前を見て、「じょうじょ、って読めるからジョジョって呼んでやるぜ!」っていう不良がいなくてショックだった。あの不良のこと、だいぶ特別に思っていたらしいことに気づいた。かなり大胆に再構成されていてオヤオヤってなったけど、2時間で終わるはずないし英断かもなーと思った。バッドカンパニー、あれだけ描写されたら嬉しかろう。と、うろ覚えのわたしから。