紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


三つ編みにしてお団子

帰り道は同じルートを逆回りするのがしかし夜だからよくある商業施設の光る文字に、あらこんなところにもいらっしゃったの、とか親近感をおぼえたり。でもそのヨーカドーにいく可能性はほぼないんだ。乗りつけない移動は緊張する。人の顔をたくさん見た。電車に乗ってるときは寝るチャンスみたいだった。寝ながら歩いてる人はそんなにいないから。顔には情報がたくさん詰まってるけど、ぱっと見て8分の1とか6分の1とかしか割り当てがない。せっかくの情報をさらに眼鏡やはたまたマスクで隠してしまう人もいる。

髪を十年ぶりくらいに伸ばしていてだいぶ長くなった。切るまでの辛抱と思って伸ばしている。髪が長いと美容院に行かなくていいというのは本当で、前は2ヶ月に一度行っていたが、今ではもはや一年近く美容師に会っていない。前髪だけ自分で切る。

髪がどんどん細くなっていってる感じがあって、肌にふれるとちくちくする。ので、ぐぐっとまとめる。三つ編みにしてお団子とかテクはインスタ様様に教わっている。わたしの人生で三つ編みする日々がくるとは!  それでしかし無限にあると思っていたヘアピンがどんどん無くなっていくので驚いている(先が開いてくると出先で落としたりしてしまうっぽい)。ヘアピンは無くなるものという世界観がなかった。