紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


からから

ベランダの近況、隆盛だったパクチーだけど、アブラムシにやられて途端に興味を失う無慈悲。種を回収したら枯れた。自分の無慈悲さにびっくりするけどそうなってしまう。葉がなければ光合成できないからね。もう季節は終わりかけていたといえ。シソは相変わらずの摘み放題状態な横でミョウガの脇から芽がニョキリと生えてきて、これは興奮する。若い緑が萌え出でるのはとてもよい。とてもよい。でもよくわからないから食卓のミョウガはスーパーで買ってきた。

 

夢見の才能がないのか、働いたら働いたで職場の夢ばかり見てしまう。そんな中、悪くない夢を見たのだけど忘れてしまった。起きしなのメモを見つけたらまた。

 

一年前のことを白状すれば、あの時強く思ったのは結婚しておけばよかった、だった。実家には年に一、二度しか帰らないことが続いていて、たとえば年末年始の5日×この先30年で一緒に過ごすのは150日と思うとヒエーとなる。二十歳まで親元にいたとしたらそれまでは、365日×20年は7300日(計算合ってる?)がそもそも多いのか少ないのかはかりかねるけど、人生もはや少なし、という気がしてきた。それでその人たちが我が家の近くまで来たからうれしくて饒舌になってしまう。それもピエロみたいなもんで、わたしはから回っている。からから。