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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


深夜徘徊

最近はめっきり夜に出歩くことがなくなってしまったけれど、劇場に行った帰りはやっぱり遅くなってしまって、駅のお店もしまっていて、でもそのへんの店の感じは19時くらいだったよ。音楽をききながらまぶしい電気と頭上の空の濃紺を見比べながら、たぶん実際人はいつもより少なかったんでしょう。バスもなかなか来なかった。見たことのある車が走っていって、見逃したけど運転席、たとえばチェックのシャツとかミュージシャンの顔のかいてあるTシャツとかを着ててあの人だったらどうしよう、みたいなことを考える。格好つけて髭を生やしていて歌舞伎の役者に似ているのだ。なんていうのはあやふやな時間の街がみせる夢で、そのシャツは擦り切れるまで着ていたし、腕の付け根の染みの変色までわかっているのだわよ褪せてる褪せてる。実際はとうに肥りきっていて、首元がだるだるの服と変なズボンとサンダルで子どもを連れて徘徊していてくれよと思うのだよ。鼻毛もでておれ。ワハハ。それから夜にあいてるお菓子の店に寄って、ドーナツとかを買った。店員のオニーサンは若くすらっとして見えた。