紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


冬ですね2016

あーやっぱり間違えたかもしれない。早すぎたかもしれない。とかなんとか。間違えた云々は自身のコミット具合によるのではと思ったんだけどだめだめコミットする必要あるのソレとか思ってしまう不遜。

またかくっと寒くなって起きたはいいけれど蒲団から出られなくなってしまい、気づくと二度寝の睡魔がやってくる。人間も冬眠生物なのではないか等。これまでの冬どうやって生きてきたのだろうとか思ったりして。一年前のことは忘れてしまったし、来年のことなんて考えてもいない。刹那であるよまったくわたしは。

ひどく寒かった日に、なぜよりによってこの日なのだという予定のために電車に乗って出かける。待ち合わせの15分ほど前に着いてその少しの間に本を読んでいて、周囲の雑踏、行きかう人々、声ともとれないざわざわの中にいて、冷たい地味な改札の前のその場所を自分が占めているのが不思議であった。本に集中する脳の反対で自分の周りを見渡している視点があり、引き裂かれた自分でいながら、柵の向こうから誰かがこちらを見ていると思えば、それは待ち合わせの相手で黒い服を着ていた。瞬間、外側に向かう自分だけになる。本は栞を挟まれ自動的に仕舞われる。