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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


概念フェチ

5、が集まって10になるのが好きだと思った。50がふたつで100でもいい。たとえば350円のものをふたつ買って700円になるのがいい。150円でも250円でも450円でもいいんだけど、やっぱり350円がいいんだ。あわせて300円では少なすぎるし、900円では多すぎる(それなら1,000円にしたい)。500円はちょっきりすぎる。なんてことを考えながら、まあでも円でなければまた感じが変わってくるね。

 

世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)

世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)

 

穂村弘の『世界音痴』を読んでいる。はじめは世界への違和感くらいかなと思ってたのが、読んでいくうちに違和感どころではない、とんでもない生きづらさ、というと深刻な感じがしてしまうけど、どうしても直せないボタンをかけ違えた世界というか、とにかくずれ続けているという感じがした。でも疎外を感じて辛い悲しい恨む、ではなく、ふふっと笑ってしまう感じになっているの、キャラクターもあるし、この人に短歌とか文章があってよかったと思った。なんて、本人はそれでも救われないのだけど。いやしかし、そもそも救われるってなんだ。

世界への違和感って、たぶん誰もが少なくとも少しは感じているのではないかとわたしは考えているのだけど、それで程度の差もたぶんあるんだけど(でもその差はだれにもわからない)、性格というか、当人の気質でカヴァーされる部分もあり、直しましょう治しましょうってもんでもなく、抱えて生きてくしかないのかなとか思う。

いやなんだこれめっちゃふわっとしたことを書いてしまったぞ。病気レベルで生きづらいのであれば治療が有効なこともあるんだろうけど、なんかもう世界がめちゃくちゃでみんなが奇妙なことを言っていたらそんな違和感なんてどうでもよくなっちゃうんのではとか思ってしまう。はかいの気持ちになってしまう。

 

布もいいけど毛糸もいいなと思ったのは一目一目編むからかなと思ったりする。糸のほつれをほどいてしまいたい。そして一からうみだしたい。