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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


冬に近い秋

とてもがんばって、がんばっていたことにすら気づかない今日のおわりに、些細なことで全部がひっくり返ってしまって泣きたい気持ちになってしまう。そしてケチなわたしはこの悲しみの部屋に閉じこもってしまいたくなって、ぜんぶを拒否してしまう。謝ってほしくはない謝ってほしいの気持ちの中、だれも悪くないしかし悪いのはそちらでしょうと恨みつらみ嫉みのこの谷、甘い甘い谷の底で自分を可哀想がってしまう。のは悪いくせ。気持ちを切り替える気持ちにならないものかねまずは。

 

大江健三郎を読みはじめた。十年くらい前に仲の良かった女の子が大江健三郎を崇拝していた。そのときはわかるーってな顔をしてしかし全然ぴんときてなかったね。かの女は今どうしているのだろう。何とはなしに疎遠になってしまった。

 

明日も出かけるので早く寝まなければ。日中の気力が満ちていたときは、どうにも真理にたどり着けそうですらあったのに、台無しになってからは負の感情でいっぱいになってしまった。真理は遠い。寒いからだね。冬に近い秋だね。暖かくして。