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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


深く静かにねむれ

こわい夢をみた。わたしがおそれていることが具現化する夢だった。あの日あの場所であったことが多くの人の笑顔の中で白日にさらされた。わたしはやばいやばいと思いながらどうすることもできなかった。おい、ばればれじゃないか。とんでもないことをしでかしてしまったのが、しかし自分の慾望と安寧を天秤にかけて決めたことだったのだ。けれど、いざそのときが来てみると、愚かしさが倍にもなってぶり返してきた。ひどい事態だったのにたいへん楽しく発表されたので起きた直後はしあわせな気持ちだった。はっと我に返ると、ひとには平時の心持ちと熱病時の心持ちがあるようであって、それにさらに他者の軸が追加されて行き違ってしまうと取り返しのつかないことになるのだろう。善だ愛だと言ったところで、受け取る側が無理と思ってしまえばそれまでだ。生理的にとか倫理的に無理とか、なんでももうともかく無理なんだ。そういうのは感情が絶対に強いものだと思っている。逆に、どんなに論理がとおってなくてもとにかく好いてしまうこともあるしね。左脳なんてスパイスでしかない瞬間がある。のだ。

まあともかくそれは夢で、ことの始末は何年か後にひょっこりやってくるようなのでそれまでは。