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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


タオルママ

職場の若い人と話していて、かれがストライキハンガーストライキも知らないと言っていてびっくりした。「これからストライキをします」という言葉をきいて、「どうぞどうぞ」と言った。ハンガーストライキのなんたるかを知らずに永遠に行き違ってしまうのを想像した。無知が人をころすのだ。悲劇。

どこでどうなったのか忘れてしまったけど、数日前からお直しの人の連載をインターネットで読んでいる。

ほぼ日刊イトイ新聞 - お直しとか 横尾香央留

文章がめちゃくちゃにいいの、ものをつくるひとの視線というか、その世界観は彼女の手によるものと密接にかかわっていて、そのあとに作品の写真を見て、アアとため息がもれる。穴とかしみとかをわからないように直すのではなくて、隠したくなるはずの裂け目から世界の花をワッと咲かせる。もともとの布の味をいかして、われわれをどこかに連れて行ってしまう。針と糸のものかきだなーとか思いながら。そもそもの直す布がすごく良くて、写真を食い入るようにみて、布の重さとか触った感じとかを想像している。